インストールコードが1ケタ足りない!! さて、あなたならどうしますか?:日々是遊戯
米エレクトロニック・アーツが10月28日に発売した、PC用RTS最新作「Command & Conquer: Red Alert 3」で、一部製品にインストールコードの下1ケタが印刷されていないというミスがあった模様。これに対し、EA側が提案した画期的解決方法とは!?
ナゾトキも楽しめると思えば、ちょっとお得かも
日本でも11月20日にリリースが予定されている、エレクトロニック・アーツのPC用RTS「Command & Conquer: Red Alert 3」。海外では先月すでに発売されている本作だが、その際、一部製品にインストールコードのミスプリントがあり、その対応をめぐってゲームファンの間でちょっとした話題となっていたようだ。
海外版公式サイトのQ&Aによると、ミスプリントの内容は“本来20ケタあるはずのインストールコードが19ケタしか印刷されていない場合がある”というもの。もし、最後の1ケタが見あたらない場合、メールまたは電話でサポートに連絡すれば、すぐに新しいコードを発行してくれるとのことだが、当初これについてユーザーが問い合わせた際、もうひとつの“驚くべき解決策”を提示されていた。
その“解決策”とはなんと、「20ケタ目を想像で入力してみる」というもの。インストールコードは数字とアルファベットの組み合わせなので、正解にたどり着ける確率は36分の1(A〜Zと0〜9で合計36文字)。確かにこれくらいなら、運のいい人なら案外あっさりくぐり抜けるかもしれないし、最悪でも36通り全部入力してみれば、いずれは正しいコードにたどり着くことができる。とは言え、インストールコードを想像で入力させるというのは過去に例がなく、ファンサイトなどでは「次回作では20ケタすべてを想像で入力させるのでは」といったジョークも広がっているようだ。
ちなみに11月20日発売予定の日本版(正確には、日本語マニュアル付き英語版)は大丈夫なのだろうか。エレクトロニック・アーツ側に問い合わせてみたところ、こちらは印刷も日本側で行っているため、「もちろん大丈夫す」とのこと。購入を考えていた人も、まずはひと安心といったところだろう。
ちなみにこのゲーム、「Empire of the Rising Sun」という国家が敵として出てくるのだが、なぜか上層部が紋付き姿だったり、兵士たちの標準装備がビーム・カタナだったり、鎧武者のような巨大ロボット兵器が出てきたりと、よくある「アメリカ人が勝手に想像した日本観」をさらにエスカレートさせたようなものすごいモノとなっており、発売前から一部ユーザーの間では「なんだこりゃ!」と話題になっていた作品でもあったりする。ゲーム本編といい、今回の騒動といい、なかなか話題に事欠かないタイトルだ。
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