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次回バージョンアップ情報満載の「ヴァナ★フェス2008 in 後楽園」スペシャルトークセッション編(2/3 ページ)

学者&踊り子のグループ2の能力から待望の男性用タキシード、プライベートダンジョン「モブリンのメイズモンガー」の詳細まで、次期アップデート内容が次々に明かされた、「ヴァナ★フェス2008 in 後楽園」。トークセッション編として、新要素についてより詳しい情報をお届けする。

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トークセッション第2部ではタキシード実装や、シャントット様の「ディシディア ファイナルファンタジー」降臨の話題も

フィールド・オブ・ヴァラーで調べる本、Field Manualはこんな感じで見えるらしい

 ユーザー参加型のイベントをはさんだ後には、トークセッションの第2部が第1部と同じメンバーで行われた。こちらもバージョンアップ最新情報をメインに、現役プレイヤーにはうれしい内容がズラリと揃っていた。

 最初に発表されたのは初心者や低レベルプレイヤーが楽しめる、あるいはパーティメンバー募集の待ち時間などを利用して遊べるコンテンツ、「フィールド・オブ・ヴァラー(Fields of Valor)」だ。アウトポストや街周辺にある「Field Manual」という本を調べると、「〜を何匹倒してこい」というようなクエストが受けられ、コンプリートすると経験値とギルが得られるというもの。松井氏は本システムの実装について、「レベル50ぐらいまではもっとテンポよく成長してもよいはず。初期エリアに人がいないため付加価値を与える」ことも目的のうちであると述べた。クエストはパーティでも遂行可能だが、ヴァナ時間で1日に1回という制限が設定されている。

 さらに戦闘終了後に宝箱が出現する「Treasure Casket」。こちらは「家庭用ゲームで味わった、宝箱がポロっと出てくるうれしさの再現」を目指し実装したかったシステムで、中身には戦闘時に役立つ薬品系のアイテムやこの宝箱からしか入手できない装備アイテムなどが入っている。両システム共にまず初期エリアに設定され、徐々にエリアを広げていく予定だ。

宝箱からしか出ない装備品(手足)
戦闘後にこんな大きな宝箱が出てきたら、確かにちょっとワクワクするかも。宝箱型モンスターだった! というオチでないことを願ったり

バトルディレクターの松井氏(左)とプランナーの権代氏(右)

 トークセッション第2部、2つ目の話題は学者と踊り子について。前回のバージョンアップではメリットポイントのグループ1が解放されたが、「冬休みぐらいには実際に遊んでもらえるように」ということで、次回バージョンアップというかなり早いタイミングでグループ2も解放される予定だ。本イベントでは学者のグループ2の能力として現在予定しているものを公開。踊り子に関してはハリウッドで開催されるイベントまで残念ながら秘密だ。

 さて、学者のグループ2能力で公開されたものは、以下の通りである。

不惜身命の章(ふしゃくしんみょうのしょう) Altruism白のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の白魔法の命中率をアップ
一心精進の章(いっしんしょうじんのしょう) Focalization黒のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の黒魔法の命中率をアップ
天衣無縫の章(てんいむほうのしょう) Tranquility白のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の白魔法の敵対心を下げる
無憂無風の章(むゆうむふうのしょう) Equanimity黒のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の黒魔法の敵対心を下げる
大悟徹底(たいごてってい) Enlightenment-グリモアに関わらず次の1回だけ白魔法、黒魔法ともに特化し、両方の補遺の魔法を詠唱可能。使用間隔:10分
陣頭指揮(じんとうしき) Stormsurge-陣の効果に、天候の属性に対応するステータスアップ効果を付与。初期値:ステータス+3

 この他には、なぜか今まで実装されていなかった男性用衣装「タキシード」がようやくゲーム内に登場する。価格はウェディングドレスと同じ5万ギルだが、過去に結婚式を挙げたプレイヤーについては、期間限定のNPCからもらうか合成でも生産可能である。

学者のレリック装束(通称AF2)画像がこちら。襟元の赤がアクセントでなかなか可愛いデザインになっている

追加シナリオ3作品の制作が決定に


 従来の拡張ディスクという形でパッケージ販売されてきた「FFXI」とはちょっと趣向が異なる、追加シナリオ3本の概要が本イベントで発表された。これは過去の拡張ディスクのように新たなマップが加わるような横への広がりではなく、既存マップでまだ語られていないヴァナ・ディールの話を掘り下げていくのがコンセプト。一話完結タイプで、レベル30ぐらいからレベル75にまたがる壮大なクエストで、高レベルのプレイヤーならおおよそ1カ月〜2カ月程度でクリアできるという。

 各シナリオのタイトルは「石の見る夢」「戦慄!モグ祭りの夜」「シャントット帝国の陰謀」と本編にはないユニークなものばかりで、シナリオ開発には通常の拡張ディスクとは別に、特別チームが編成されている。シナリオを担当したのはFFXIにおいて「ジラートの幻影」まで関わっていた、加藤正人氏だ。「お帰りなさい、ヴァナ・ディールへ」とステージに迎えられた加藤氏は、「7年ぶりにFFXIのシナリオを書くということで、それなりに気合を入れつつユニークなものにしました。期待して待っていてください」と語った。石の見る夢は春ぐらいには、残りの2つの追加シナリオについても数カ月おきのスパンでリリースされる。価格は1000円前後を予定している。

「石の見る夢 〜ヴァナ・ディール最終頌 魂の返歌」FFXIの総まとめにあたるような話を書きたい加藤氏により、世界観や背景設定がおさらいできるストーリーに。イラスト:寺田克也氏
「戦慄! モグ祭りの夜 〜ヴァナ・ディール 史上最小の作戦」モグの話が1本欲しいということで、モグ一族の仁義無き戦いが見える……という内容が気になる粗筋だ。本シナリオをプレイすると、コレまで以上にモグがいとおしくなるんだとかイラスト:末弥純氏
「シャントット帝国の陰謀 〜 ヴァナ・ディール史上最凶の作戦」シャントット博士が行方不明になった後、ドルチェ・シャントットなる人物が黒タル軍団を率いて登場する、恐ろしい(?)ストーリー。シナリオはまだ執筆中とのこと。イラスト:皆川史生氏

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