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ダウンロードサービスというニューフロンティアを目指した2008年ITmedia +D Gamesアクセスランキングから2008年を振り返る

今年もあとわずか。なにげに本年最後の更新となります(たぶん)。皆さんは短い冬休みを満喫されておりますか? それともお仕事でしょうか? 恒例のアクセスランキングで、2008年を振り返ってみたいと思います。

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 2008年を振り返ると……もういろいろありすぎて何が何だか分からなくなるので、ひとつ毎年恒例のアクセスランキングで振り返ってみたいと思います。今年は各プラットホームのダウンロード配信サービスも整い、携帯ゲーム機でもサービスの充実がはかられました。特にハード面ではニンテンドーDSiやPSP-3000の発売などの新展開もあり、やはりランキングにもその影響が見て取れました。

 では、さくっと月ごとのアクセストップ5を見ながら、この1年を振り返ることにしたいと思います。

2008年1月

 1位、2位、そして5位ともに「2008 International CES」についての記事。やはり、こうした発表会やイベントなどの記事は注目度も高いようです。あとはガンダムの記事というのも偏っている感じがしますが……。現状、大きな市場へと成長した欧米ではゲーム関連イベントも多く行われており、おいそれと行けないだけにアクセス数も伸びるようです。

2008年2月

 相変わらずガンダム強し。そしてなによりお姉ちゃんが強かった。実は1月にも6位に「お姉チャンバラ」の記事がひたひたと迫っていたくらい読まれたようですが、やはりあれですよね。男性のサガみたいなものでしょうね。大好きなお姉ちゃんとチャンバラが合体してて、しかも露出が高いとなればもう仕方がないですよ、もう。ちなみに全体のランキングでもこの月の記事は上位に食い込んでいました。

2008年3月

 この3月から始まったのが「日々是遊戯」連載。いわゆる、ゲーム関連であふれがちなゆるいネタを扱っていくコーナーとして、“あくまでも日刊”で連載していけたらいいなーというこれまたゆるいコンセプトで始まったわけですが、フタを開けてみたらちゃんと毎日(平日)連載できているから不思議です。毎日打ち合わせに次ぐ打ち合わせで筆者・編集ともに血ヘドを吐きそうになりながら、あくまでもゆるくを目標に、これからも脱力系のネタを中心に掲載していきたい所存です。

2008年4月

 「今日は何の日? 萌え曜日!」が始まったのが4月でした。三度の飯より“萌え”好きな筆者・雛見沢秀一さんが、萌える情報を扱う週一ペースの連載記事が5位にランクインしております。って、あれ? 1位〜5位まで全部連載記事じゃないですか。確かに業界的にはこの時期それほどニュースバリューの高い情報が出なかったことも理由にありますが、だからこそ連載の強みを発揮できたともいえます。独自性って大事ですね。そういえば、ゲイムマンさんが書籍を出版するそうです。

2008年5月

 ゴールデンウィークと夏休みは、編集部もお休みということで、いつもよりも掲載日が少なくなりどうしてもアクセス数が現象する傾向にあります。が、なにげにPSPやポケモン、そしていつも堅調な「ストリートファイターIV」などがコンスタントに伸ばしております。

2008年6月

 おもちゃといい、MSXといい、なんだかわくわくする言葉がランクインしています。ちょっとかわいくない言葉も並んでいますが……。

2008年7月

 「ファイナルファンタジーXIII」や「テイルズ オブ」シリーズなど、往年のシリーズものはやはり強い。夏休み以降のタイトル情報も公開されるなか、“温泉”、“ノゾき見”という何かにあらがえないキーワードのせいか、瞬間風速でがっつり稼いだようです。

2008年8月

 やはりハード情報はみなさん見ますよね。この月アクセス数が一番あった「さらに高画質になった新型PSP、10月に発売」は、年間ランキングで10位に入っております。ちなみに3位に入っている「ゲームソフトの発売日、なぜ“木曜日”?」ですが、昨今は金曜日や土曜日などに発売するタイトルもボチボチ見かけるようになりました。厳密には木曜日縛りではないのですが、記事にもあるとおり再発注の関係で木曜日発売というのが都合がいいのでしょう。

2008年9月

 PSP-3000をいち早く触り、その違いを掲載した記事が1位に。同じくPSP-3000関連が4位と5位と、9月を象徴する記事になったかと思います。とかいいつつ、8月に発表されているので2カ月連続で注目されていたことになります。また、東京ゲームショウでもその期待感から長蛇の列ができた「モンスターハンター 3(トライ)」の情報は、すべて注目度が高い結果となっておりました。

 ちなみに、「実際、『PSP-3000』の液晶はどれくらいスゴいのか?」の記事は、年間ランキングでももっとも注目を集める結果となっておりました。

2008年10月

 東京ゲームショウ、そして任天堂カンファレンス関連の記事を中心に、全体的にハイレベルな中、やはりニンテンドーDSiとPS3というハード関連がランクイン。その中でもしょうこおねえさんの例の絵心が炸裂した記事が光ってます。余談ですが、記者Eがこじらせにこじらせた風邪が、まさかの東京ゲームショウ直前で肺炎と診断されるといった編集部的に一大ニュースがありました。年に一度のお祭りにE記者欠席かと思いきや、なぜか会場を這いずり回っていたのが頼もしいというか、危なっかしいので心配でした。さすがにお休みを言い渡されたのに、ひょっこり誰よりも朝早くに並んでいたのには驚きました。

 なお、「『ニンテンドーDSi』を触ってきた」の記事は年間ランキングで2位の結果となっております。

2008年11月

 「ドラゴンクエストXI」の情報が続々と公開され、その記事が軒並みランクイン。もちろん、日々是ネタも元気です。中でも「リュウの顔」は普通の閲覧の仕方とは異なる動きを見せてくれました。そもそも記事が掲載された11月7日の時点では、それほどでもなかったはずが、3日後くらいに実験的に記事中に「どのリュウが好み?」というアンケートを埋め込んでみたところ徐々に上がりはじめ、気がついたらこんなことに。

2008年12月

 そして今月分ですが、12月20日の段階での集計となっています。しかし時期がよろしかった。アメリカのブッシュ大統領がバグダッドを訪問中、現地の記者に靴を投げつけられた事件をモチーフに、数々のゲームが作られたと紹介した記事ですが、気がついたら普通のテレビニュースでも扱われることに。今でも息長く読まれているようです。そしてもちろんドラクエ関連は鉄板。意外なのは「小学生“さくら”」が元気な件。何も言うことはありません。


 駆け足で1年を振り返ってみましたが、印象に残った記事やタイトルはありましたでしょうか? タイトル関連では、相変わらず2007年に発売された「Wii Fit」が好調で、ついには300万本に達しようとしております。最近掲載された販売ソフトランキングを見るまでもなく、任天堂タイトルが強いのは昨年と変わらずでした。

 2009年には「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(DS)や「モンスターハンター3(トライ)」(Wii)など人気タイトルが発売されます。また、ほかにも発売日は明かされていない「ファイナルファンタジーXIII」(PS3)や根強い人気のガンダム関連タイトル、既存のシリーズ最新作、注目の新作など、2009年もITmedia +D Gamesはみなさんの期待に応えるべく、取材に執筆にいそしんでいけたらと思っております。もちろん、連載や特集も変わらずに“らしい”感じで頑張って参ります。

 今年1年、ITmedia +D Gamesをご覧いただきありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。よいお年を。

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