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ジャレコ・ホールディングは1月15日、ゲーム事業を手がける100%子会社・ジャレコを売却し、同事業から撤退すると発表した。ジャレコは赤字が続いており、ゲーム事業の継続・改善に時間とコストがかかると判断。グループの中核事業であるFX事業に集中する。
同日付けで、ジャレコHDが保有するジャレコ全株式を、オンラインゲームポータル運営のゲームヤロウに譲渡した。売却額は1円だが、ジャレコHDからのジャレコへの貸付金7億円を引き継ぐ。ジャレコHDは、貸付金の残り9億9000万円を債権放棄する。
旧ジャレコは2000年に香港企業に買収されたが、その後大株主の変更が相次ぎ、現在は持ち株会社体制による投資会社的な形態になっている。現在のジャレコは2006年、持ち株会社体制への移行時にゲーム事業を新設分割する形で設立された。ジャレコHDの現社長は、旧ライブドア取締役だった羽田寛氏。
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