コーエーがサービスを行っているWindows用オンライン海洋冒険RPG「大航海時代 Online 〜Cruz del Sur〜」の第5章となる大規模アップデート、Chapter5「Menace of Ottoman(オスマンの脅威)」についての詳細が公開された。ついに門戸を開いたオスマントルコとの契約に求められる条件などを紹介したい。
イスラム勢力一の軍事力を誇り、西欧諸国の“脅威”となっている大帝国オスマントルコ。西欧出身者がこの国家に所属するには、熟練の航海者でも困難な条件をクリアし、契約を結ばなければならない。そして、この契約を結ぶと西欧諸国から敵と見なされるだけでなく、さまざまな面において、西欧諸国に所属していた時とは大きく異なる状況に置かれることになる。
オスマントルコに組みして西欧に脅威を与える立場となるか、それともオスマントルコの脅威から西欧を守る立場となるか……。
契約によるメリットとデメリット
オスマントルコと契約を結ぶことで、以下のようなメリットとデメリットがある。
メリット
- 変装せずにイスラム圏の街へ入れる
- オスマントルコ独自の援軍アイテムが使用でき、バルバリア海賊“ハイレディン”が
援軍に駆けつけてくれる
- “ハイレディン”が助言を与えてくれることがある。助言を得ることによって、航海に関するさまざまなメリットがある
- オスマントルコ専用の陸路を利用できる
- オスマントルコ専用のイスタンブール行きの回航を利用できる
- 西欧6カ国よりも有利な条件でスエズ運河を利用できる
デメリット
- 契約時に人頭税として多額のドゥカートを支払わなければならない
- 契約時に冒険、交易、戦闘の各名声が大幅に減少する
- 契約時に悪名が大幅に加算される
- 契約時に元所属国家との関係が“敵対”に変化し、それ以外の西欧各国との関係も“険悪”に変化する
- 西欧6カ国との関係が“敵意”から好転しない
契約するには、「オスマントルコとの関係が“親愛”以上」「中南米西岸までの入港許可とパナマ・スエズ両運河の通行許可を持っている」「冒険、交易、戦闘の合計レベルが一定以上である」「冒険、交易、戦闘の合計名声が一定以上である」「爵位が一定以上である」「人頭税を支払うための多額のドゥカートを所持している」と、すべての条件を満たした状態で、イスタンブールのトプカピ宮殿にいる宰相“イブラヒム”に話すと“契約”できる。
その他の特徴としては、「オスマントルコ専用の爵位に叙任される」「オスマントルコ専用の船体カラーが追加される」「すべての大海戦に連盟国として参加できる(ただし、大海戦の主戦国となることはない)」などがある。
西欧とインドを結ぶ海の近道を開通
Chapter4「Inca」の“カリブ海と太平洋を結ぶ航路開通”の勅命に続いて、Chapter5「Menace of Ottoman」では“地中海と紅海を結ぶ航路開通”という新たな勅命が発布される。これまで西欧からインド方面に向かうには、アフリカ大陸南端の喜望峰を回って行く必要があったが、この航路によって移動距離を大幅に短縮。また、オスマントルコに所属する航海者は、地の利から常に安価な通行料金と短い所要時間で、この航路を利用できるようになる。
絢爛なトルコ装束
西洋と東洋の狭間“イスタンブール”を中心に、オスマントルコの広大な支配地の文化と気候風土を取り込んだ、多様性に富むトルコ装束が過去登場しているが、オスマントルコに所属できるようになることで、さらに新たなトルコ装束が追加。今回追加されるトルコ装束は、男性用、女性用ともに煌びやかな装飾品や、絢爛な刺繍が施されている。
最新鋭のガレー船が登場
オスマントルコ海軍は、戦力の大部分を櫂と帆を併せ持つガレー船で占めているが、今回、ガレー船に新たな船種“ターキッシュガレー”が登場する。ターキッシュガレーの全長は、最大級のガレー船“重ガレアス”とほぼ同等だが、船体は非常にスリムで、ガレー特有の旋回能力が低いという弱点を克服しており、高い機動性を発揮する。また、オスマントルコの船紋章も新たに追加されている。
オスマントルコ独自の陸路と回航
オスマントルコと契約している航海者のみが利用可能な、ヤッファ−バスラ間の陸路が開通。また、副官回航・拠点回航とは別に、世界のどの街からでもイスタンブールに回航できる便利な機能も追加される。
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