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フロム・ソフトウェア×SCEが贈る、本格アクションRPG――「Demon’s Souls」(デモンズソウル)

他者を意識せざるをえないマルチプレイへの誘導と、クラシカルな原点回帰ともいえるゲームデザインが魅力のアクションRPGが、PS3に登場。

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原点回帰

 プレイステーション 3ではいわゆる正統派のクラシカルなRPGが少なかった。そんなRPGを待ち望むファンの声に応えるべく、フロム・ソフトウェアが開発を担当する本格アクションRPG「Demon’s Souls」(デモンズソウル)が発売される。

 戦いを通じて得られるプレイヤー自信の経験や想像力と、豊富な武器から独自の戦闘スタイルを編み出し、攻略していく。シングルプレイだけでなく、ネットワークにつなげば、他プレイヤーの様子をヒントにした攻略や協力プレイも可能となっている。本作は、PS3のパワーを生かしながら、「丁寧すぎる誘導」「過剰で一方的なムービー演出」といったプレイヤーの想像力や主体性を阻害する要素を排除。ゲーム本来の喜び、「チャレンジ」「発見」「達成感」を提供するタイトルなのだ。

自分だけのキャラクターを作り、多彩な武器から独自の戦闘スタイルを編み出せ!

重武装で強烈な一撃
魔法主体の遠距離攻撃
剣と魔法を組み合わせた戦闘スタイル

戦闘スタイルに合わせて様々なフィールドを自由に攻略

楔の神殿までの旅
ボーレタリア王城
嵐の祭祀場

ネットワークに繋ぐことでさらに広がるプレイバリュー

ヒントメッセージを有効活用
他プレイヤーと協力して強敵を攻略

本格派ダークRPGの世界観

北の国、ボーレタリアの王・オーラントは人跡地の限界、氷山脈の奥地で、巨大な楔の神殿を見出し、ソウルの業を手にした。

ソウルとは、人に隠された、新たな力であるようだった。

だが、ボーレタリアの繁栄は長くは続かなかった。

老境に至ったオーラントは、更なる力を求め楔の深奥に入り込み、そこに眠る古い獣を目覚めさせ、色の無い濃霧と、デーモンたちが生じさせた。

色の無い濃霧はボーレタリアを覆い、デーモンたちは人々からソウルを奪い、喰らった。

ボーレタリアは、瞬く間に、ソウルに飢えた亡者だけが彷徨う亡国と成り果て、霧の裂け目から、多くの英雄たちを飲み込み、そして、誰も戻らなかった……。

濃霧は、静かにボーレタリアから滲み出しつつあり、既に北の地の大半が、濃霧の中に消失していた。人々は、緩やかな滅びの予感に絶望していた。やがて濃霧が、世界のすべてを覆うだろうと……。

そんな中、また1人、最後の希望(主人公)が霧の裂け目からボーレタリアに入り込む……。


ゲームシステム:自由度の高い攻略

キャラクターメイキング

 プレイスタイルにより、自分だけのキャラクターを作り上げることができる。「生まれ」を選択する(騎士、魔術師、盗賊など10種類)ことによって、初期能力、初期装備が決定。さらに、8つの能力値を自由に選択。ソウル(経験値)を消費することで上昇させ、能力を伸ばしていくことができる成長システムを採用している。ソウルはこの世界の「お金」でもあるため、成長とアイテム購入の選択も必要になってくる。

 当然、多種多様な武器によってもプレイスタイルは変わってくる。武器は、右手に2つ、左手に2つ装備でき、剣、槍、斧、盾から、魔法の触媒、拳鉄までそろっている。そのそれぞれに個性があり、例えば癖のない剣、盾受と併用できる突き専用の槍、当て方によりダメージの変化する斧など、いくつも存在する。部位ごとの防具として、兜、胴鎧、手甲、足甲を、自由に選択して装備することもできる。

バトル

 本作は、奥深い駆け引きがキモとなる。「考えて攻略する喜び」を第一に、豊富な選択肢が用意されている。どの武器を使うのか? それを右手で使うのか? 左手、あるいは両手か? 選択はさまざまだ。こうした戦略は、敵によっても変わってくるだろう。敵のバリエーションも多彩で、硬い鎧と盾を持った騎士や金縛りを使う獄吏、刃の通じぬ骸骨、溶岩を泳ぐクマムシ、無数の毒虫たちなど、それぞれの特徴を把握し、弱点や癖を見極めることが必要となる。

エリア攻略

 プレイスタイルにあわせ、自由な順番でブロックを攻略できるのも特徴だ。本作には、5つのエリアが存在するが、これらの攻略は一本道ではない。常に複数の選択肢が存在し、時には行ったり来たりしながら、自由な順番で攻略することができるのだ。もちろん、重装備の剣士が有利なブロックや、弓や魔法などの飛び道具が有利なブロックなどがある。

 もちろん、ダンジョン探索も探索と発見の連続だ。あの宝はどうやればとれるのだろう? どうすればあそこにいけるのだろう? と考えながら進めていくことになる。

他者を意識したシステム

  • 徘徊幻影:本作をプレイしている他プレイヤーの姿が、幻影として表示されることもある。これにより、緩やかな仲間意識、共有感を演出するとともに、プレイのヒントにもなる。
  • 血痕システム:プレイヤーが死んだ場所には、血痕が残り、他プレイヤーに配信される。配信された血痕に触れることにより、プレイヤーの死に様をリプレイで確認することができるので、強敵や危険地帯を演出するとともに、プレイのヒントにもなるだろう。
  • ヒントメッセージ:「この先に宝がある」などのメッセージを、MAPに書き込むことができる。書き込んだメッセージは他プレイヤーに配信され、他プレイヤーのヒントとなり、評価されることになる。メッセージが評価されたら、褒美としてHPが全快する。

「助け合う」マルチプレイが楽しいネットワーク

 本作におけるマルチプレイは、単なる共同プレイではなく、「助け合い」がテーマとなっている。それは前述した他者を意識した「徘徊幻影」や「血痕システム」、「ヒントメッセージ」からも推測できるだろう。

 本作ではプレイヤーが死亡すると、ソウル体と呼ばれる状態になる。ソウル体では、HPが半分になってしまうため、何とか復活しなければならないが、そのための一手段として、「ソウルサイン」を出すことができる。「ソウルサイン」は、他の生きているプレイヤーに転送され、生きているプレイヤーは、ソウルサインからソウル体となったプレイヤーを召喚できるというもの。つまり、召喚されることで、マルチプレイが開始されるというわけだ。

 助け合うことが主題となるマルチプレイでは、ただ一緒に楽しむというよりは、協力することで復活し、強力なデーモンに一緒に挑むことができ、行き詰まりを打破する“道しるべ”的な意味合いのほうが強い印象を受ける。マルチプレイへの自然な誘導を実現するという、新たなコンセプトを持つがゆえに、クラシカルなゲームデザインへの原点回帰が必要だったのではないだろうか?

「Demon’s Souls」(デモンズソウル)
対応機種プレイステーション 3
ジャンルアクションRPG
発売予定日2009年2月5日
価格(税込)6980円
CEROD(17歳以上対象)
(C)Sony Computer Entertainment Inc.


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