戦場で生き延びるために――「サドンアタック」前編：新米兵士のためのFPS・TPS上達マニュアル（第4回）（1/3 ページ）
初心者FPS・TPSプレイヤーのスキルアップを目指す「新米兵士のためのFPS・上達マニュアル」。家庭用ゲーム機でしかFPSをプレイしたことのなかったプレイヤーも、本連載をきっかけにPCでバリバリと活躍できるようになってほしい。
家庭用ゲーム機とPCでは何が違うの？
前回まで、家庭用ゲーム機のタイトルを使ってお伝えしてきた「新米兵士のためのFPS・TPS上達マニュアル」。今回はPC版のFPS「サドンアタック」を紹介。FPSはもともとPCゲームに多く見られるジャンルで「カウンターストライク」シリーズ、「Half-Life」シリーズや「Quake」シリーズ、本連載の第1・2回でお伝えした「Call of Duty」シリーズも元はPC用のタイトルとしてリリースされていた。
また、PCのFPSやTPSでは「DOOM」シリーズや「スプリンター・セル」シリーズなどパッケージ販売されているタイトルが多く見られたが、最近は「Steam」などのオンラインダウンロードサービスや今回紹介するサドンアタックなどの基本プレイ無料でアイテム課金方式を採用するFPSが増えてきている。
家庭用ゲーム機とPCで大きく異なる点は、その操作形態にある。家庭用ゲーム機の場合はコントローラーを使用し、PCではマウスやキーボードで操作を行う。今までコントローラーで遊ぶFPSに慣れていた人は、マウスとキーボードを使った操作に初めは戸惑うかもしれない。しかし、そこさえ克服できれば、ゲーム全般の基本的要素はほとんど変わらない。本連載を読んで、新米プレイヤーにありがちな「射撃時に焦って、あさっての方向を撃ってしまう」、「移動の際、オブジェクトに引っかかって足を止めてしまう」なんてことを無くして、トッププレイヤーを目指してもらいたい。
日韓で大人気の「サドンアタック」の魅力とは
「サドンアタック」は韓国のゲームハイ社制作のFPSで、日本ではゲームヤロウがサービスを提供している。韓国のネットカフェゲーム専門のリサーチ会社メディアウェブ社の提供するサービス「ゲームトリックス」のゲームランキングでなんと104週連続1位を記録するほどの人気ぶり。日本でも24時間ほとんど対戦相手に困ることはない状況からその人気がうかがえる。去年の年末にサドンアタック公式大会「SACTL2008」が開かれ、総勢866ものクランが参加する盛り上がりを見せた。
サドンアタックは戦争を題材としたFPSで、ゲームは「Rebel Troops(レッドチーム)」と「UG-Force(ブルーチーム)」の2つの特殊部隊に分かれて対戦を行う。前述したとおり、プレイにかかる料金は一切ゼロで、一部のアイテムやキャラクターなどは課金での購入となる。課金アイテムはプレイヤーのパラメーターが強化されるといったものではなく、リスポーン(再出現)時間の短縮、銃の予備マガジンを増やすなど補助的なものが用意されている。
さっそくサドンアタックを始めてみよう！
ゲームをプレイするには、まずアカウントを取得する必要がある。サドンアタックのサービスは現在、オンラインゲームポータルサイト「レッドバナナ」、「gamania（ガマニア）」、「daletto（ダレット）」、「plaync」で提供されているので、これらのアカウントのどれかを持っているならばそれを使えばOKだ。そうでなければ、無料でアカウントを作成できるので、サドンアタックサービス各ホームページから手続きをしよう。
アカウントの取得が終わったら、次はサドンアタックのクライアントをダウンロード・インストール。クライアントは、サドンアタック公式ホームページの画面上部右側にある「ダウンロード」をクリックし「ゲームダウンロード」からダウンロードできる。
課金アイテムを購入するには、まず使用しているサービスのゲーム内通貨をチャージし、それを使ってサドンアタック内の課金アイテム用通貨「CASH」を購入する必要がある。以下にサービスごとのゲーム内通貨支払方法を記載したので、購入の際の参考にしてほしい。
| サイト名 | 対応支払方法 |
| レッドバナナ | クレジットカード、プリペイド方式、コンビニエンスストア支払い、電子マネー、ATM支払い、インターネットバンキング、携帯電話支払い |
| gamania（ガマニア） | クレジットカード、プリペイド方式、コンビニエンスストア決済、電子マネー、ATM支払い、プロバイダー決済、携帯電話支払い |
| dalleto（ダレット） | クレジットカード、プリペイド方式、コンビニエンスストア決済、電子マネー、携帯電話支払い |
| plaync | クレジットカード、プリペイド方式（別途、有料サービスを使用するための会員登録が必要） |
また、FPS・TPSに関わらず、PCでゲームを起動するには、ある程度のPCスペックが必要となる。サドンアタックは比較的低スペックのPCでも動くが、処理が追いつかずまともにプレイできない場合もある。以下にサドンアタック推奨システム環境を掲載してあるので、自分の使っているPCのスペックと比較してみよう。「自分の使っているPCのメモリやビデオカードのことはよく分からない」という人は、先ほどのゲームダウンロードのページから、自分のPCスペックを確認できるツールがあるので利用するといいだろう。
プレイをしてみて、やっぱり動作が重たい、処理が遅くて敵をうまく狙えないという人もいるかもしれない。そんな人は、ゲームオプションにある「演出オプション」から「キャラクターのグラフィック」、「煙の演出」などの効果を下にしたり、効果をオフにすることで、ある程度はPCにかかる負担が軽減されるので試してみてほしい。
| 最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
| CPU | PentiumIII 800MHz 以上 | Pentium4 2GHz 以上 |
| メモリ(RAM) | 256Mバイト以上 | 512Mバイト以上 |
| ビデオカード | RAM32Mバイト以上 | RAM64Mバイト以上 |
| DirectXバージョン | 9.0C 以上 | 9.0C 以上 |
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