ご覧のとおり、KONAMIの「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2009」と、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム」が2つずつ仲良くランクインしております。「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2009」は、PSPとプレイステーション 2で。「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム」はニンテンドーDSとWiiとで発売されています。ここで、注目なのは「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム」のニンテンドーDS版が約10万本に対して、Wii版が約2万にとどまっている点。この開きはやはり気になります。
そんな中、先週発売となった「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」がぶっちぎっての1位となった。「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」は、「テイルズ オブ」シリーズの歴代キャラクターたちが、多数登場し共演するオリジナルシナリオ「テイルズ オブ ザ ワールド」の最新作として2006年12月に発売された「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー」の続編。確固とした世界観とキャラクターがその人気を支えているといってもいいでしょう。
ちなみに「テイルズ オブ」シリーズは、第1作目の「Tales of PHANTASIA」を皮切りに、毎回異なるジャンル名を冠しているのは有名な話。「Tales of PHANTASIA」は当初は固有のジャンル名がありませんでしたが、後に「伝説のRPG」(PS/GBA版)もしくは「声が彩る、伝説のRPG」(PSP版)と呼称するようになりました。その後、「永遠と絆のRPG」や「運命を解き放つRPG」、「君と響きあうRPG」、「君が生まれ変わるRPG」、「絆が伝説を紡ぎだすRPG」、「生まれた意味を知るRPG」、「想いを繋ぐRPG」、「『正義』を貫き通すRPG」、「心と出会うRPG」と、ナンバリングタイトルだけでも、まぁーよくぞこれだけ命名したという感じで毎回違います。総じて見ると、なんとなくイメージは似ているのが分かるでしょう。
さて、毎回なにかとどんなRPGなのか、ジャンル名が気になる「テイルズ オブ」シリーズですが、今作「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」は、「君のためのRPG」とのこと。なるほど、自分のためのRPGならばやらないわけにはいかないじゃないですか。
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