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セガ、次期業務用ゲーム汎用基板「RINGEDGE」&「RINGWIDE」を発表

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 セガは、次期業務用ゲーム汎用基板「RINGEDGE(リングエッジ)」及び「RINGWIDE(リングワイド)」を開発したと発表した。今後セガは、「RING」シリーズを業務用ゲーム基板における次世代のスタンダードとして展開していく。

 「RINGEDGE」は、インテル製のデュアルコアCPUと、NVIDIA製のGPUを搭載し、従来品以上の性能を保ちながら大幅なコストダウンを目指した業務用ゲーム基板。「RINGWIDE」は、部品スペックを選定し普及しやすい価格帯を実現した汎用性の高い基板で、インテル製のCPUと、AMD製のGPUを搭載している。

 「RING」シリーズは従来のセガの基板と比較して、30%以上のコストダウンを実現したとのこと。アプリケーション開発も容易な、Windows PCベースで構成されており、5年間の供給保証による長期間の開発環境の保持など、他のソフトメーカーも参入しやすい環境を整備した。さらに、セガの業務用ゲーム機向けのネットワーク技術基盤「ALL.Net(オールネット)」 への通信能を標準搭載している。

 なお、「RINGEDGE」採用の第一弾対応タイトルは「BORDER BREAK(ボーダーブレイク)」(2009年中稼働予定)となっている。

 “RING”はユーザー・オペレーター・メーカーを繋ぐ、そしてネットワークにより世界を繋ぐ「輪」を意味している。“EDGE”は「最先端」、「鋭さ」、「迫力」という意味を持つことから、ハイエンド基板「リンドバーグ」シリーズの後継として、今後のセガのアミューズメント機器の先端を担う中核ボードとしての位置づけだ。また、“WIDE”は「広範囲」という意味を持つことから、他社への広がりを期待しての名称となっている。

「RINGEDGE」
「RINGWIDE」

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