チャプター4の最新情報を公開、「テイルズウィーバー」5周年記念オフラインイベント(2/2 ページ)
今年でサービス開始から5年目を迎えるMMORPG「テイルズウィーバー」。日本独自マップから期待の新キャラクター画像まで、最新情報が会場で公開された。
日本オリジナルマップ登場、Ver.4.56以降のアップデート予定
ここから先は、実装時期など詳細は未定だが次のアップデート「エピソード2 チャプター5」以降で導入されるかも(?)しれないコンテンツを紹介してく。プレイヤーが最も気になるのはおそらく、日本独自マップ「鬼哭の城」と新PvPシステム「シルバースカル」の2点だろう。
鬼哭の城は現在開発中で初公開となる情報だ。既存マップ「忍桜の里」から繋がる「鬼哭の城の入口」を含む5階層で構成されており、いつも霧が出て暗く陰鬱な雰囲気が特徴のエリアである。実際のダンジョンは3階層目の「兵舎」から始まり、推奨レベルは50〜100と低め。2階層目の「武器、食料貯蔵庫」から推奨レベル100〜150、最後の「天守閣」はレベル150〜255と上級者向けになっている。鬼哭の城ではモンスターが城壁など高い位置からプレイヤーに対して、攻撃を仕掛けてくるという、テイルズウィーバー初の高さの概念が設定される。鬼哭の城でしか入手できないドロップ装備もあるので、範囲攻撃が可能なメンバーをパーティに加えて行くのが良さそうだ。
一方の「シルバースカル」は既存コンテンツ「ファイトクラブ」を改良したPvPシステムである。シルバースカルでは従来行えなかった、他サーバのキャラクターとの対戦、チーム戦など対戦方式のバリエーションも増やしている。現時点ではまだ未定だが、勝敗ポイントによる購入アイテムの追加や、戦術の称号システムにシルバースカル限定の称号なども予定されている。
待望の新キャラクター、「イサック」&「アナイス」実装はいつ?
前回行われたユーザーカンファレンスでも、そのキャラクター設定などが公開されたイサック&アナイス。魅力あるキャラクターで定評があるテイルズウィーバーだけに、この2人の実装を心待ちにしているプレイヤーも少なくないだろう。キャラクター設定について幾つかの新情報は明らかにされたが、残念ながら実装次期について坂下氏はサラっと「まだ、だいぶ先になりそうです」と述べるのみ。固有の攻撃スキルやそのモーションなどが公開されないところを見ると、2009年内の実装ももしかすると難しいのかもしれない。
イサック・デュカステル
アナイス(アナベル)・デル・カリル
最後に今後実装が予定される……かもしれない、企画中アイテムの画像が一部発表された。「ゼリッピの抱擁」や「ビニールプール」など、テイルズウィーバーの柔らかい世界観に似合う可愛いアイテムばかりなので、ぜひとも実現してほしいものだ。
アップデート&今後のスケジュール発表後は、「Vanilla Mood」によるゲーム音楽の生演奏、イスピンフィギュアやキャラデザイナー直筆色紙、各種オリジナルグッズが当たるプレゼント抽選会などが行われた。
筆者はテイルズウィーバー初のオフラインイベントから毎回欠かさず取材しているのだが、他のMMOROGのイベントに比べて、実に和やかというか温かい雰囲気が特徴だと感じている。一つは女性の参加者が多いというのが理由だろう。PCオンラインゲームの敷居は5年前に比べて格段に下がったとはいえ、オフラインイベントにまで足を運ぶのは圧倒的に男性だ。女性一人、あるいは女性同士での参加者が目立つのも、テイルズウィーバーというタイトルが持つ柔らかい空気、魅力的なキャラクターたち、そして何よりもプレイヤー同士の交流が盛んだからこそであろう。5周年を迎え、いよいよ長寿タイトルの仲間入りをしたテイルズウィーバー。このスタンスを崩さす、よりいっそうプレイヤーに愛されるMMORPGとして育っていってほしいものだ。
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