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2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界感じるヴァナ・ディール(第10回)(1/2 ページ)

ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合うSサイズのガルカのブラリ珍道中。今回はコルシュシュ地方のエリアを中心に紹介。「FFXI」を昔からプレイしている冒険者には、どのエリアにもたくさんの思い出が詰まっているはずだ。

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男女問わず楽しめる、ヴァナ・ディールのひなまつり

Moogleからヴァナ・ディール時間で1日1回、ひなまつりにちなんだアイテムがもらえる。去年のと合わせて「ヒナドールズ」が2個になった

 まだまだ冬の寒さが身にしみる2月がようやく終わりに近づいている現在、ヴァナ・ディールでは今月20日から、ひと足早い「ひなまつり」イベントが開催中。三国に咲き乱れている桃の花が印象的で、戦いに疲れた冒険者たちを癒してくれる。僕は男なので、ひなまつりのシーズンに特に何かをしてもらったことは今までに一度もない。もちろん雛人形、菱餅、甘酒といった可愛くて美味しそうなアイテムとも無縁だ。そのせいか、ひなまつりと言われてもあまりピンとこないのだが、イベント用にデコレーションされた街の変化を見て歩くと祭りの気分をそれなりに満喫できる。種族を女性にしていれば、もう少し感情移入できたのかも。性別が男性しか存在しないガルカをチョイスしたことが、ここで響いてくるとは……。だから僕は、Moogleからもらったヒシモチで女の子に変身するのだ!

三国各地を渡り歩いてひなまつりを堪能。どの国にも、男雛と女雛のツーショット写真が撮れる専用の席が用意されている。僕の相手役はタルタル男が適任です

マウラ〜船旅で疲れた冒険者たちを癒す港町〜

船の甲板では釣りが楽しめる。低レベル時では強い敵を釣ると戦闘不能になる危険があるので要注意

 さて、今回紹介するエリアはコルシュシュ地方だ。ウィンダス連邦に所属している冒険者は低レベルジョブの経験値稼ぎ場所として有名だが、バストゥークやサンドリア国民から見れば遠い異国の地なので、プレイを初めて間もない頃はその道のりが大変だった。その場合、セルビナから出航している船に乗ることがベストな交通手段。船旅も夜間に出現するゴースト族や突如として現れる海賊船に怯えたりと、つねに気の抜けない旅路だったが、苦労したぶんコルシュシュ地方の港町「マウラ」に到着した瞬間は、ようやく長い旅が終わったという安堵感と達成感で心が満たされたことを、今でも覚えている。

マウラではセルビナ行きだけでなく、アトルガン行きの船も出航しているのが特徴。乗り場は1カ所しかないので間違えないように!

ブブリム半島〜多くの冒険者が集い、戦った思い出深いエリア〜

 マウラを抜けると白い砂地が広がるフィールドが目に入る。ここブブリム半島は、昔はレベル10代前半の冒険者たちが集う経験値稼ぎ場所として賑わっていた場所だ。また、マウラのNPC「Vera」から請け負える、サポートジョブのクエストに必要なアイテムを落とす敵を倒すため、「FFXI」のサービスが開始された頃は昼夜問わず多くの冒険者の姿が見られた。かく言う僕も、ウィンダス連邦で始めたサービス開始当時、野良でパーティを組んではひたすら敵を倒すという日々を繰り返していた。

 クエストクリアに必要なアイテムは3つあり、そのなかのひとつ「血塗られた衣」は夜間にのみ出現するゴースト族がまれに落とす。時間限定で生息数も少ないため、ほかのパーティで敵の取り合いになり、全員分のアイテムを入手するのに苦労したものだ。今はほとんどの冒険者がサポートジョブを習得してるためか競争相手はもとより、当時のように冒険者もあまり見かけない。最近プレイし始めた冒険者にしてみれば同志を揃えるのは大変な時代だろうが、コメント欄にその旨を書いていれば誰かが手伝ってくれるかもしれない(僕の今のキャラも、それでクエストクリアすることができた)。

海に面したブブリム半島は、バルクルム砂丘と似たような景色が広がっている

海中には巨大なサメが泳いでいるのが見える
夜間なると、灯台のように光輝く不思議な石
巨大なサボテンには小さな花が実っている

バストゥークとサンドリア出身者は、初めてダルメル族を見たときは驚いたことだろう
ゴースト族はおもに海岸に出現する。今は誰にも相手にされず少し可哀相?
海岸にあるF-9付近の洞窟はビビキー湾、K-6付近の洞窟はオンゾゾの迷路へと続いている

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