ファンが一番見たかったエピソードがアニメ化!! 「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」アフレコリポート
2009年4月から放送開始予定の「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」のアフレコ取材が東京都内で行われた。
「神曲奏界ポリフォニカ」は、シリーズ累計150万部突破の人気ライトノベル。そのアニメ化第2弾となる「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」の関係者取材が東京都内で行われた。クリムゾンSはキャラクターたちの学生時代を扱ったシナリオで、ファン人気も高い。
今回集まったのはタタラ・フォロン役の神谷浩史さん、コーティカルテ・アパ・ラグランジェス役の戸松遥さん、ユギリ・ペルセルテ役の水樹奈々さん、ユギリ・プリネシカ役の佐藤利奈さん、サイキ・レンバルト役の小西克幸さん、ツゲ・ユフィンリー役の川澄綾子さん、そして原作者の榊一郎さんの7人。豪華なメンバーが揃い踏みだ。
アニメでは2年ぶりとなるポリフォニカのアフレコを振り返って水樹奈々さんは、「第1期の最終話のアフレコで遥ちゃん(=戸松遥さん)が高校の制服で来てくれたことを覚えていて、すっかり大人になってあれからまた綺麗になったな〜」と、お姉さんのような気持ちになったのだとか。神谷浩史さんも「時の流れって怖い(笑)」とぽつり。一同を笑わせた。
原作者の榊一郎さんが、前回クリムゾンSをアニメ化しなかった理由を、「原作がまだ終わってなかったから」と暴露すると、これには神谷さんも「先生のせいか!(笑)」と突っ込みを入れる。しかし、榊さんは一転してまじめな表情をして、「ファンが一番見たかったエピソードがついにアニメ化されるということに感無量です」と想いを述べた。今回はキャラクターたちの学生時代のエピソードなので意図的に少し若い声で演じてもらっているそうで、これに対しても「ライトノベルのアニメ化で複数パターンの演技が見られることはあまりないので、原作者冥利に尽きます」と喜びの気持ちを前面に押し出していた。
第1期がデビュー作にして主役だった戸松遥さんは今回再び声を当てることに対して、「作品の時代は昔に戻っていますが自分の中では2年の月日が経っていて、前の芝居から変えなければと感じていたところがたくさんあったのでDVDを見直し、練り直してからアフレコに臨みました。探りながらですが、前より素敵なコーティを演じられるように頑張っていきたい」と同じ役だということに慢心することなく意欲的だった。
今回の取材の時点で第3話までのアフレコが終わっており、見所を問われて小西さんはポリフォニカならではの素敵な曲でほっこりしてくださいと話した。佐藤さんと川澄さんもワンマン・オーケストラに注目して欲しいとのことで、今作でも魅力的な音楽は健在のようだ。
最後に戸松さんからファンへのメッセージ、「デビュー作ということもあり、かけがえのない特別な作品なので、再びコーティカルテを演じることができて嬉しく思っております。学生編のお話なので、過去の様子を楽しんでいただけると思います。ぜひ見てください」
「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」はMBSほかにて2009年4月から放送開始予定だ。
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