1万人のファンが駆けつけた!! 「KEY 10th MEMORIAL FES,〜あの日から始まった僕らの時を刻む唄〜」イベントリポート(1/2 ページ)
2月28日から3月1日にかけて「KEY 10th MEMORIAL FES,〜あの日から始まった僕らの時を刻む唄〜」が東京・品川で開催された。インターシティホールにて行われた展示会と物販の様子をリポートする。コスプレイヤー特集もあるよ。
+D Gamesで掲載した「智代アフター」のレビュー記事にもあるように、いわゆる“泣きゲー”を世に多く輩出し、確固たる地位を築いているKeyブランド。そのKeyブランドの設立10周年を記念して、「KEY 10th MEMORIAL FES,〜あの日から始まった僕らの時を刻む唄〜」が東京・品川の品川インターシティホールで開催された。
行列は続くよどこまでも
イベント前日はあいにくの雪。にも関わらず、夜を徹して並んだファンが多数いたようで、ネット上では「リアル相沢祐一か!」(※)との突っ込みが散見された。まあ、残念ながら待っている相手は名雪じゃなくて、開場時間なんですけどね。
当日会場に着いて真っ先に目についたのがずらーっと並んだ入場待ちの大行列! コミックマーケットにおけるビジュアルアーツの物販待機列などをご存知の方ならば想像できるかもしれないが、本イベントでもそれに負けず劣らず、行列がひっきりなしに続く。開場の午前11時から5時間経過した午後4時ごろになっても列は消えることなく、改めてKeyブランドの人気の高さがうかがえるものだった。
それと並行して、当日販売されたグッズを求める人波も半端なものではない。今回の目玉とも言える樋上いたるさんの限定版画集、「White Clover」は両日ともにかなり早い段階で完売してしまったため、入手できなかった諸氏もいるのではないだろうか。それ以外のアイテムもお昼を過ぎたころにはその多くが完売していた。
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物販のほかにさまざまなグッズが当選するカプセルトイ(いわゆるガチャガチャ)も大人気を博しており、昼過ぎには完売してしまったようだ。会場内に別途設けられたカプセルトイ開封用スペースではその中身に一喜一憂する購入者たちの姿が……。カプセルトイ完売後にはガチャガチャをまわすために使われた記念コインのみを販売していた。ちなみに当選アイテムの目玉中の目玉、Keyスタッフ直筆Tシャツの1枚がヤフオクで出品されており、3月5日現在200万円以上もの価格で入札されている。お祭りの空気を読めない人に当選してしまったのは残念なことだが、これもある意味ではKeyブランドの人気の高さを表しているのかもしれない……。
行列に耐えたその先には魅力溢れる展示物たち
ゲームゾーンでは先日発表されたばかりのPS2版「Little Busters!」がプレイアブル出展されていたということもあり、大きな賑わいを見せていた。他にもケータイ版「Kanon」、Xbox 360版「CLANNAD」、会場でも販売されていたPSP版「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」と、意外なハードに移植された名作たちを新鮮な気持ちで見つめるファンの姿が。
また、3月19日に発売されるPSP版「智代アフター」のPSP専用特製壁紙が配信されるということで、入手方法が記載された看板付近にはPSPを持つ人だかりができていた。
本イベントのメインともいえる展示スペースでは、はっきり言ってしまうとすべての展示物が注目を集めていたのだが、中でもひときわ目立っていたのがKey10年の歩みをまとめた歴史年表。ゲームソフトを含め、これまでに発売されたKey関連商品も年表に沿って展示されていた。
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