全高18メートルの等身大ガンダム、お台場に立つ
バンダイナムコグループは、機動戦士ガンダムの放映30周年を記念して、全高18メートルの等身大ガンダム立像を建造すると発表した。
バンダイナムコグループは3月11日、「機動戦士ガンダム」のテレビシリーズ放送開始から30周年を記念して、全高18メートルの等身大ガンダム立像を建造すると発表した。7月上旬から約2カ月間、東京・お台場の「潮風公園」で一般公開する。
実物大ガンダムといえば、富士急ハイランドのアトラクション「GUNDAM CRISIS」や「ガンダムミュージアム」の実物大Aパーツなどが有名だが、「RX-78-2 ガンダム」の全身を立ち姿で再現するのは初めて。
立像は鉄骨とFRPで製作され、公園内の専用台座に設置される。頭部が上下左右に稼働するほか、両眼、両肩の警告ライトなど約50カ所に発光ギミックを内蔵。さらに両胸のスリット部、足首、背中のバーニアなど14カ所にはミストを噴射するギミックを搭載する。夜間はライトアップも行う予定だ。
「機動戦士ガンダム30周年プロジェクト」では、等身大立像を含めて大きく3つのイベントを企画している。
第2弾は、8月21〜23日に東京ビッグサイトで開催するガンダム博覧会「GUNDAM BIG EXPO」。ガンダム関連商品の展示やステージイベントのほか、ガンダムを通じて最先端の宇宙開発を語る「ガンダム・シンポジウム」なども実施する。また会場では、ガンダム30周年記念作品として制作中のショートムービーも公開する予定だ。さらに第3弾として、ガンダムと音楽のコラボレーションイベント「ガンダム30周年記念音楽ライブ」を年内に開催する。
発表会であいさつに立ったバンダイの上野和典社長は、「テレビシリーズの放送から30周年のメモリアルイヤー。すべてのガンダムファンにお礼とお返しをしたい」と話した。
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