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「DSファミリー」全16種類の中で、一番の売れっ子はどれ?日々是遊戯

DS LiteやDSiも含めると、これまでに全部で16種類のカラーバリエーションが存在しているニンテンドーDSシリーズ。1億台達成を記念して、もっとも売れた“色”について調べてみました。

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やっぱり強いDS Lite勢

 3月11日のニュース(「ニンテンドーDS、1億台突破 世界累計販売」)でもお伝えしているとおり、家庭用ビデオゲーム機としては史上最速ペースとなる約4年3カ月で、シリーズ累計1億台を達成したニンテンドーDS。せっかくなのでこれを記念して、これまでに発売されたDSの各カラーバリエーションの中で、もっとも売れたものはどれなのか調べてみた。

 調査対象は、国内でこれまでに発売されたDS、DS Lite、DSiのカラーバリエーション全16種類(加えて、限定版などはすべて「その他」として集計)。データは例によって、週間ソフト販売ランキングでもおなじみのメディアクリエイトからいただきました。ちなみに集計期間は2009年3月8日までで、数字はすべて「国内」での販売台数である点にご注意を……と、お決まりの前口上を述べたところでさっそく結果の発表です。

図1:機種別国内販売台数

DS Lite:1748万2323台
DS:658万5468台
DSi:187万4615台


図2:カラー別国内販売比率

1位:クリスタルホワイト(DSL)/19%
2位:アイスブルー(DSL)/11%
3位:プラチナシルバー(DS)/11%
4位:ジェットブラック(DSL)/9%
5位:エナメルネイビー(DSL)/8%
6位:ノーブルピンク(DSL)/7%
7位:クリムゾン/ブラック(DSL)/5%
8位:グロスシルバー(DSL)/4%
9位:ターコイズブルー(DS)/4%
10位:メタリックロゼ(DSL)/4%
11位:ホワイト(DSi)/4%
12位:ピュアホワイト(DS)/3%
13位:ブラック(DSi)/3%
14位:キャンディピンク(DS)/3%
15位:グラファイトブラック(DS)/3%
16位:レッド(DS)/1%
17位:その他/1%未満


 というわけで見事1位に輝いたのは、DS Liteの初期カラーのひとつ「クリスタルホワイト」。以下、2位が「アイスブルー(DS Lite)」、3位が「プラチナシルバー(DS)」、4位が「ジェットブラック(DS Lite)」、5位が「エナメルネイビー(DS Lite)」という結果になりました。

 図1の「機種別国内販売台数」を見ても分かるとおり、やはり全DSのおよそ7割を占めるDS Lite勢が上位をほぼ独占。その中でも特に「クリスタルホワイト」が頭一つ抜け出ており、DS Lite内のおよそ3割、全DSで見ても約2割をこの「クリスタルホワイト」が占めた形となった。一方で、“元祖DS”こと「プラチナシルバー」もDS Lite勢に混ざって上位にランクインしているものの、「クリスタルホワイト」「アイスブルー」には及ばず3位という結果に。たしかに、最初に「プラチナシルバー」が発売された時も大きな話題になったが、その勢いをさらに加速させるきっかけとなったのがDS Liteの発売だった。「脳トレ」ブーム以後にDSを買った人の中には、DSと言えばDS Liteを真っ先に思い浮かべる人も多いかもしれない。

 また人気カラーという視点で見てみると、やはり男女どちらにも好まれそうなホワイト系が安定して強く、次いでブルー系、ブラック系がこれに続く形に。また「ノーブルピンク(DS Lite)」「メタリックロゼ(DS Lite)」「キャンディピンク(DS)」といったピンク系が全体の約14%を占めている点も、女性ユーザーの多いDSらしい点と言えるかもしれない。

1位に輝いたDS Lite「クリスタルホワイト」。実は我が家でもまだ現役です

 ちなみにメディアクリエイトによれば、2009年3月8日時点での国内累計販売台数は2594万2407台とのこと。国内ではこれまで2000万台がゲーム機の「限界普及台数」と言われてきたが、今後DSiの新たなカラーバリエーション発売なども控え、DSファミリーの勢いが止まることはまだしばらくなさそうだ。

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