戸松遥さんが恋をした――!? 「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」ブロガー限定プレミア試写会
4月からMBSほかにて放送開始予定の「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」のブロガー限定プレミア試写会が東京・都内で開催された。
シリーズ累計150万部突破の人気ライトノベルのアニメ化第2弾、「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」のブロガー限定プレミア試写会が3月29日、東京・都内で開催された。“プレミア試写会”と銘打つだけあって、当日はコーティカルテ・アパ・ラグランジェス役の戸松遥さんとコマロ・ダングイス役の浅沼晋太郎さんに加え、めったにイベントに登場しないeufoniusの2人も登場! イベントの参加抽選はかなりの高倍率となったようだ。
eufoniusの2人がOPテーマを、戸松遥さんがEDテーマを生披露!!
イベント開始早々、eufoniusの2人がステージへ。白いシャツに黒いネクタイ&スカートで登場したriyaさんが本作のオープニングテーマである「phosphorus」を熱唱する。ちなみにphosphorusを披露するのはこの日が初めてだったようで、2人ともかなり緊張したそうだ。曲名のphosphorusという言葉の意味は「大元はギリシャ語で『光を運ぶもの』という意味です。コーティとフォロンの2人がそうあって欲しいという願いを込めて書きました」(riyaさん)とのこと。制作の意気込みについては菊地創さんが「前回よりも勢いのある、エネルギッシュなイメージで作ってみました」とコメント。作品のイメージを大切にする、eufoniusらしい力の入れようだ。
惜しまれつつもeufoniusの2人がステージを後にすると、戸松さんと浅沼さんが登場。浅沼さんが冒頭の自己紹介でいきなり、「タタラ・フォロン役の神谷浩史です。……すみません、嘘をつきました」とボケる。すると客席からこの日最初の大きな笑い声が湧き上がり、一気に会場が和んだ。そんなにぎやかしの浅沼さんはアフレコ現場でもムードメーカーだそうだ。しかし戸松さんがそう話すと浅沼さんは「いや、僕なんて端っこでレンタルキャットですよ」と照れ隠し。そんな浅沼さんの戸松さんに対する第一印象は「背が高くて細くて、足が長くてコンパスみたい(笑)」というからこれには会場も笑わずにはいられない。戸松さんがコンパスの真似をしようとすると、浅沼さんは「(戸松さんの)マネージャーさんに怒られるから止めて!」と懇願する。どちらが先輩なのか分からなくなるほどの仲のよさだ。
戸松さんはコーティの再演にあたって、「コーティカルテをまた演じられるとは思ってもいなかったので、2期の話をいただいたときはすごい嬉しかったです」と感激の様子。前作がデビュー作ということもあって作品への思い入れも強く、ガヤの収録なども率先して参加しているようだ。しかしやる気がありすぎるのか、ガヤ収録のとき元気が良すぎて音響スタッフから「もう少しマイクから離れてください」と注意されてしまうこともあるのだとか。また、なぜか野太い声の力士のようなキャラを演じようとする癖があるようで、神谷さんなどから「どうして(普通の女の子で)ちゃんとやらないの?(笑)」と笑われてしまっているようだ。さすがに戸松さんも「笑わせようとかふざいけているつもりは全くなくて、私の中で食堂にいる生徒を精いっぱい演じようとしたらたまたま力士になってしまったんです!」と弁論するが、もはや観客の笑いは止められなかった。
また、コーティといえばツンデレの代表キャラクターの一人。ということで事前に観客から募集していた、コーティに言って欲しいセリフを戸松さんが読み上げるコーナーへ。戸松さんは「み、見てくれなんて頼んでないんだからな!」など、いかにもなセリフをコーティの声で熱演。セリフを披露した後の間(ま)が恥ずかしいと苦笑していた。
続いて戸松さんが本作のEDテーマ、「こいのうた」を披露。どんなことを考えながら歌っているのか浅沼さんに問われると戸松さんは「恋してました」と衝撃発言! 「初めて恋愛の歌を歌わせていただいたので、優しい気持ちで歌わせていただきました。恋をしていたというのは冗談ですが、恋をしているような気持ちでレコーディングさせていただきました(笑)」(戸松さん)冒頭のeufoniusに続き、戸松さんも人前で披露するのは初めてだったそうだが、それに怖気づくことなく、熱唱していた。
爆笑トークに加えてOPテーマとEDテーマを生で聴けるだけではなく、先んじて第1話が観れるという、大満足のイベントはこうして幕を閉じた。神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンSはMBSほかにて4月から放映されるので、原作からのファンもeufoniusのファンも、ぜひチェックして欲しい。
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