いっそJRPGは全部ポータブル化すべき? 海外ユーザーから大胆な提言:日々是遊戯
「ドラクエIX」をはじめ、有名RPGシリーズの「ポータブル化」が相次ぐ昨今、海外のユーザーから「すべてのJRPGはポータブル化すべき」という大胆な声があがっている。
据え置き機はRPGに向かない?
もしもあなたの好きなRPGシリーズの最新作が発売されるとしたら、据え置き機と携帯機、どちらの方がより遊びたいと思いますか――?
少し前、海外ニュースサイト「Destructoid」にて、「New rule: Every JRPG shall be portable」なる記事が掲載され、海外RPGファンの間で注目を集めていた。記事の筆者が提案している「New rule(新ルール)」とは、ズバリ「すべてのJRPGはポータブル化すべき」という大胆なもの。
まず、据え置き機でJRPGを遊ぶ場合、プレイヤーは数十時間にもわたってテレビの前に拘束されることになる。また、どんなに輝かしいグラフィックがあっても、陳腐なストーリーラインや、単純な繰り返し作業の強要、まどろっこしいフルボイスの演出にはもううんざり――というのがこの記事の主張。
反面、携帯機ならば時間や場所を選ばず好きな時に遊ぶことができるほか、いちいちキャラクターがセリフを読み終えるのを待つこともない。また、記事では「JRPGにおいて豪華なグラフィックはそこまで重要ではなく、むしろドット絵の方がよく見えることさえある」とも書いており、莫大な開発費をかけて据え置き機でJRPGをリリースするよりも、最初から携帯機向けに開発した方が、メーカーにとっても、ユーザーにとってもメリットが大きいとしている。極論と言えば極論だが、最近の海外でのJRPGの苦戦ぶりや、ベッドに寝転がって遊ぶ「世界樹の迷宮」の楽しさなどを考えると、あながち間違ってもいないような気はする。
記事には100近いコメントが寄せられているが、その多くは「賛成。なるべく早くこのルールを実行してほしいね」「早くPSPでリメイクされる『ペルソナ』で遊びたいよ」「誰かスクエニに、僕たちが欲しい『FF13』はDSかPSPだって教えてやって」など、基本的には記事の趣旨に賛同しているものとなっている。もちろん海外と日本とでは、RPGに対する考え方、とらえ方に大きな隔たりがあるが……あなたならどう思いますか?
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