脱衣すると弱体化する――脱がせる? いえ、「NUGA-CEL!」です(1/2 ページ)
ゆるい世界観がウリ? 何でもアリなPS2用シミュレーションRPG「NUGA-CEL!」(ヌガ・セル)がアイディアファクトリーの男性向けゲームブランド・ルピナスより発売される。
ドタバタAVG+RPG+ちょこっとSLG=「NUGA-CEL!」
アイディアファクトリーの男性向けゲームブランド「ルピナス」より、新作プレイステーション 2「NUGA-CEL!」(ヌガ・セル)が7月30日に発売される。価格は通常版が7140円/限定版が9240円(ともに税込)。
「To LOVEる−とらぶる−」の原作やアニメ「もえたん」の脚本などを手掛けた長谷見沙貴氏がシナリオ&原作を担当。初音ミクのデザインや小説の挿絵を手掛けるイラストレーターKEI氏がキャラクターデザインを担当する「NUGA-CEL!」は、超強力タッグで展開するシミュレーションRPG(国取り)である。
コスチュームと着替え、脱衣を主題に置いたちょっとおバカなゲームシステムは、両先生のファンはもちろん、美少女ゲーム好き、シミュレーションRPG好きのユーザーに、新たな美少女ゲームを提案している。
舞台は、「トーキョー23」と呼ばれる大陸。23の地区に分断されたこの大陸は、世界統一のため、各地域の代表が我こそはと日夜戦っている。政治、治安、衣食住がカオスとなっているこの世界で主人公である零也(プレイヤー♂の仮名)は23区のひとつ、ミナトエリア:レッドランス軍の代表(王)であり、平和のため、世界統一を目指していた……。
メインストーリーは基本的に一本道で、最後に好感度の高いキャラクターのルートに分岐する。メインストーリーと並行して6人の仲間キャラの個別ストーリーも存在。好感度が高まると後述の合成時のボーナスが上がる等の特典がある。
ゲームは、進行に合わせてイベントが発生し、「○○へ攻めよう」「○○が攻めてきた」と誘導。それに合わせて区を攻め、自分の領土にしていく事がメインとなる。全体的なイベント進行を重視するため、色の名前がついているメイン勢力(シンジュクのパープルメイスなど)は、宣戦布告的なイベントが発生しなければ攻めれないし、攻め来ない。エンディングは8種類。基本的にはキャラクターエンディングとなるが、メリハリを出すため強烈なバッドエンドが一つ用意されているとか。
なお、キャラクターのコスチュームはステータスを補正する唯一の装備となる。装備を変更すると、イベント立ち絵、戦闘ドットに反映される。コスチュームには個別に耐久度が設定されており、弱点属性で攻撃されたり、大ダメージを受けたりする事で耐久度が0になると脱げてしまう。
キャラクターはレベルアップでステータスが上昇しない。ただし、服が脱げると大幅な弱体する(脱げてしまったターンは恥ずかしがって行動不能にもなる)。敵にも同じ事がいえるので、敵の服を破壊する(脱がす)事で戦闘を有利に進める事ができる。自軍キャラ限定で必殺技を使った時も脱げる(使った後キャラが弱体化)ので、ここぞという時に使ってもらいたい。
声優には、堀江由衣さん、佐藤利奈さん、戸松遥さん、後藤沙緒里さん、高橋美佳子さんらが起用されている。
キャラクター
マヤ(CV:堀江由衣)
主人公の幼馴染。一番の常識人であり、苦労人。主人公に好意を持っているが伝えられずにいる。運が悪く、良い雰囲気になる毎に邪魔が入る。プレイヤー拠点であるミナトタワーが大好きでこれを傷つけられると我を失う。
レイア(CV:佐藤利奈)
ツンデレ要員。プレイヤーの勢力に後から入ってきた訳ありキャラクター。さまざまな種類のボケにツッコミを入れる役目もある。
ピヨ(CV:戸松遥)
ボケ担当のおバカキャラ。とりあえず何かを食べている。超天然で真面目な進行を引っ掻き回したり、人の恋路を知らず知らずに邪魔をする。
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