しかしまあ何ですねえ、生きていると、知らないうちに人様に迷惑をかけてしまうことなんかもあったりして、それに気付いた時に自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。そういう時には、せめてもの罪滅ぼしに他人に優しくしたくなる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日も今日とて「なんか面白い動画はないかなあ……」と思いつつ、マウスポテトでネットサーフィンをしていたのですが、今回はいいネタが入りましたよ、お嬢さん!
テレビゲームというものが発明されてから、今までに発売されたゲームソフトなんてものは星の数ほど存在するわけですが、このジャンルに属するものは数えるほどしかないのでは? というわけで、今回紹介するのは対戦型シューティングゲーム「ティンクルスタースプライツ」です。
このゲームは、左右に分割された画面で、お互いのプレイヤーがそれぞれ別の敵を撃って倒すというシステムになっています。え、それのどこが対戦型なのかって? よくぞ聞いてくれました。倒した敵は対戦相手側の画面に送り込まれて、対戦相手に襲いかかります。つまり、敵を倒すことによって間接的に対戦相手を攻撃することができるのです。文章で説明してもいまいちピンと来ない人もいらっしゃると思うので、まずはAegisさんのプレイ動画をご覧下さい。
ゲームのシステムとか関係なく、かわいらしい登場キャラクター達を見て「ティンクルスタースプライツ」に興味を持った方もいらっしゃるのでは? せっかくキャッチしたハートを簡単には放しませんよ〜、というわけで続いてはこれまたAegisさんの投稿による「SS版ティンクルスタースプライツ OP」をご覧下さい。
いやー……、うーん……、何と申したらよろしいのでしょうか……。最初に聴いた時は「なんじゃこりゃ!?」と思いましたが、何度も聴くうちにくせになって、しまいには中毒になってしまいそうな曲ですね。というか、すでに中毒になりかけてるんですが、どうしたらいいですか? 心のベストテン、今週の第一位はこの曲になりそう。
ちなみに「ティンクルスタースプライツ」の発売元であるADKという会社、倒産してしまったので現在は存在しません。セガサターン版はADKから発売されたのですが、ドリームキャスト版は版権を引き継いだSNKから発売されました。が、そのSNKも倒産してしまい、SNKの系列会社だった「プレイモア」が版権を引き継ぎ、プレイモアが社名を変更して「SNKプレイモア」となり、現在に至ります。諸行無常。
なんて考えながら会社のサイトを見てびっくり。なんと本社が移転するそうです。しかも発表されたのは6月8日。何これ、ものすごいタイムリーな話題じゃん!
余談ですが、「ティンクルスタースプライツ」の開発スタッフの一部は再び集結して、現在「どきどき魔女神判」シリーズの開発を手掛けているんだそうです。伝説はまだ終わるどころか、現在進行形で続いていると思うと、なんだか感慨深いものがありますね。
というわけで、お楽しみいただけましたでしょうか? 次回もおすすめの動画を紹介したいと思いますので、よろしくお願いします。
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