善人になりたいーの!――クロシーノ冒険記(その2)「念願のギルド加入!」:「CroXino -クロシーノ-」(1/2 ページ)
「善人になりたい!」と、運命選択オンラインRPG「Croxino(クロシーノ)」の世界に飛び込んだゲームライター・瓦屋文太。はたして善人に近づくことはできたのか!?
前回のリベンジなるか!? ボスモンスターに再挑戦
ジークレストが運営する「Croxino(クロシーノ)」は、キャラクターの善悪を自分で決めることができ、100人対100人の大規模バトルを楽しめる"運命選択オンラインRPG"だ。当連載は、ゲームライターの瓦屋文太ことkawarayaが「どこまで善の人間になれるのか」をテーマに「クロシーノ」の世界をリポートしていく。
前回は「クロシーノ」の世界とゲームシステムについて基本的な説明をしたが、今回は本格的に善人になるために行動を開始。とはいえ、何をすれば善人になれるのかよく分かっていない筆者。そこでまずは前回やり残したことを片づけることに。前回できなかったのは、インスタンスダンジョンの「コウモリの洞窟」にいる最初のボスモンスター・オボルド討伐と飛行装置アイテムを入手して空を飛ぶこと。
コウモリの洞窟のオボルドは、魔法やこちらを一定時間行動不能にする特殊攻撃をしてくるもの単体の強さはそれほどでもない。だが、取り巻きでいる10体のガーゴイルがやっかいなのだ。前回は戦闘突入した直後袋叩きにされ、なす術もなく返り討ちにされてしまった。今回はその反省を踏まえ、装備を片手斧と盾に変更。盾を装備したのは、防御力アップと攻撃をブロックすることで受けるダメージを少しでも減らすためだ。もちろん、前回からレベルを上げており、回復ポーションもしっかり用意してきた。さらに作戦も用意してある。ダメージを与えつつ、自身のHPを回復できるという便利なスキル「カウンター」を最大限利用するというものだ。
この作戦は村で先輩プレイヤーから教えてもらったもので、ファイターが強敵と戦う際の基本戦術なのだそうだ。準備は万全、これなら勝てる! と意気込んで再びオボルドと対面。戦闘開始直後、前回と同様に周囲をガーゴイルに囲まれるがまずは本命のオボルドを倒すことに専念。だが、序盤からオボルドが特殊攻撃を連発して気絶しまくる筆者。出鼻をくじかれてしまったが、レベルアップと盾装備の効果で前回よりも受けるダメージが格段に減っていたため、HPは常に半分くらいをキープできた。あせらず「カウンター」を連発して、手こずりながらもオボルドを撃破。あとはガーゴイルを1体ずつ確実に仕留め、初のボス戦クリアーに成功! 悪だくみをするボスを倒したので、キャラクターの性向を示す善悪値ゲージが善よりになるかと期待していたのだが見た目での大きな変化はなかった、残念。
前回やり残したことのもう1つは、飛行装置アイテムを手に入れること。チュートリアルで飛行装置を使って飛ぶことはできたが、その飛行装置はチュートリアル限定だったので、実際の冒険に出てからは飛べずにいた。いつかはまた飛びたいなと夢見ていたが、空飛ぶ道具は中盤以降に使えるようになるものというRPGの王道をイメージしていた筆者は飛行装置探しをまったくしていなかった。そんななか、パーティーを一緒に組んだプレイヤーから「狩場まで歩いていくと面倒だから飛んでいきませんか?」と言われ、初めて飛行装置が序盤で手に入るということを知る。そのときは「申し訳ないです」と謝りつつ、そのまま歩いて狩場に行き、飛行装置が手に入るクエストはパーティー解散後に受けに行った。レブレン村にいる武器職人イワンから受けられるレベル10「飛行装置」クエストで、依頼を受けるだけで飛行装置が手に入るのだ。飛行装置を使うと翼が生えて1分30秒ほど空中を自由に飛ぶことが可能で、崖や山でも飛び越えられる。1分30秒が経過すると翼が消えてしまうが、クールタイム(300秒)が過ぎると再び使えるようになる。上空で翼が消えると墜落して大ダメージを受けてしまうという注意しなければいけない点もあるが、最短距離で目的地に行くことができ、危険なアクティブモンスターがいる地域を空から安全に移動できるなど、非常に便利で使い勝手のいい移動手段だ。移動手段としての性能もさることながら、「クロシーノ」の世界はかなりきれいに描かれているので、上空から見下ろす風景は格別。地上からみる景色とはまったく印象が違うのだ。世界各地の空を飛び回ってみたくなってしまった。
ギルドに加入
先にも述べたが「クロシーノ」の魅力の1つは100人対100人が入り乱れる大規模バトル。善の勢力と悪の勢力との戦いで、善を追求する筆者としては見逃せないポイントだ。だが、この大規模バトルはギルド単位での戦い、つまりギルドバトルなので、ギルドに入っていないと参加できない。最初はギルドを立ち上げてしまおうかとも考えたが、ギルドを創設するにはキャラクターレベルが30以上で100Goldが必要と、条件が厳しいため断念。どこかに善ギルドの募集がないか探してみたが、勧誘しているのは悪の勢力ばかり。悪のギルドに入ってしまおうかと心が揺らいでしまったが、目的が善人になることというのを思い出して悪の一員になるのを思いとどまった。その後も根気よく探していると、ついに善ギルドのメンバー募集をしている人を発見! 残り枠は3人ということだったので、すぐに加入を申し出た。快くギルドに迎えてもらうことができました。さすがは善のギルド、といったところでしょうか。
雑談やギルドメンバーと狩りをしていると、タイミングよく、次々回のギルドバトルについての話し合いが行われた。本作のギルドバトルの仕組みは簡単に説明すると次の通り。
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