今回最初に紹介する動画はTomTomさんの「Brave Man」です。TomTomさんといえば、自らユニークなゲームを作ってはプレイ動画を投稿してくれることで、App Townをご覧の皆さんにとってはすっかりおなじみの存在だとは思いますが、今回も我々の期待を裏切らない出来となっております。
ゲームのルールはいたってシンプルで、指と指の間だけを狙ってナイフでつつくという内容になっています。皆さんも小さい頃、一度はこれをやってみたことがあるのではないでしょうか? だまし絵のようなヒゲダルマ、もとい主人公がゲームに失敗した時の表情にはいかんとも表現しがたいものがあるので、あなたも是非とも動画を見て、そして何とも言えない気分になってみて下さい。
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続いては、「元素記号を覚えるのって面倒だな……」とお悩みの、学生の皆さんには是非とも使ってほしいiPhoneアプリを紹介します。fachiさんの「テーブルエレメント(TableElements)」をご覧下さい。こちらは、元素に関連付けられたキャラクターを、周期表のその元素に該当する場所に移動させるという、とてもためになるパズルゲームになっています。
「元素記号を使ったゲームとは、これまたマニアックな……」と思って作者のサイト「けみすとーりー」をのぞいてみたのですが、小さな子にもとっつきやすそうなファンシーなデザインとは裏腹に、サイトの内容はいたって真面目なものですね。こんな真面目なサイトを見た後に、うちに戻って来られた日には……!
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そういえば周期表を見ていて思い出したんですが、インジウム(In)ってありますよね。液晶ディスプレイの材料などに使われている、レアメタルの。世界最大のインジウム鉱山が日本にあったということを皆さんはご存知でしょうか? 札幌の郊外、定山渓よりさらに山奥に豊羽鉱山という世界一の生産量を誇るインジウム鉱山があったのですが、残念ながらその豊羽鉱山も採掘可能な鉱脈を掘りつくしてしまい、2006年をもって閉山となってしまいました。年々インジウムの需要は高まっているものの、供給が頭打ちになってしまっており、現在では廃棄された電子機器の部品からレアメタルを取り出す、いわゆる「都市鉱山」の需要が急増しているそうです。今や日本国内でまともに操業している鉱山なんて、鹿児島の菱刈鉱山(金)と北海道の釧路コールマイン(石炭)くらいになってしまい、日本の鉱業はまさに風前の灯ですが、鉱山といえば都市鉱山を意味するようになる日もそう遠くないかも知れません。
なお、以上の動画はzoome App Townに投稿されたものから選ばせていただきました。そういえば、iPhoneの液晶画面にも、もしかしたら豊羽産のインジウムが使われているかも知れませんね。買い替えか何かでiPhoneを使わなくなった時には、リサイクル業者に回収してもらって都市鉱山の採掘に貢献しましょう。限りある資源は大切に。
さて、このページをご覧のあなたも動画を投稿してみませんか?iPhoneを使った面白動画、開発者自身の投稿、ちょっと変わったアプリの紹介、ハイスコア自慢、実況プレイなどなど、zoome App TownではiPhoneゲームに関する動画を引き続き募集中ですので、お気軽にどうぞ!
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