すでに記事として取り扱っていますが(「ドラクエIX」週末だけで230万本以上を販売)、7月11日に発売されたニンテンドーDS向けソフト「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」が王者の貫禄を見せつけてトップに輝いております。先日、スクウェア・エニックスからは、出荷本数が300万本を突破したとの報告もあり(「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」出荷本数300万本突破)、今後どれだけ販売本数を伸ばせるか注目が集まっております。
本作は2006年12月に発表。ドラクエシリーズは、もっとも販売台数を伸ばしているハードに供給されるべきとスクウェア・エニックス代表取締役社長・和田洋一氏が言及しているように、国内だけでも2600万台以上を販売しているニンテンドーDS(DSi含む)での開発が進んでいました。当初は2007年中の発売を目標にしていましたが、2007年8月には2008年中予定に変更すると発表。2008年3月期の決算発表会では、前作「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」がプレイステーション 2で発売した際に450万本販売したので、それ以上のセールスを期待しているとの発言もありました。
しかし、2008年10月には再度延期を発表。2009年3月発売予定とし、同年12月には具体的に2009年3月28日に発売するとリリースしていました。予約も始まり、誰しもがやっと発売されると疑わなかったのですが……。今年2月12日、当初予定していた3月28日から7月11日へと発売を延期する旨が報じられたのでした。
ドラクエ恒例(?)ともいえる、発売延期騒動は、ドラクエだから許されるのか? 2008年アイシェアの調べでは、9割以上のユーザーが発売延期も許せるというアンケート結果を報告しています。事実、新作を期待し購入したユーザーは、300万人近くいたことになります。ドラクエ休暇なども話題になっている昨今、しばらくは寝不足が続きそうです。
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