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プレイヤーのライフスタイルが創造できる「ファイナルファンタジー XIV」(3/3 ページ)

スクウェア・エニックスは、2010年にPS3/Windows向けにサービスを開始する予定のMMORPG「FF XIV」の新システムやプレイヤーキャラクターなどの最新情報を公開した。

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●プレイヤーのライフスタイルを創造する「アーマリーシステム」〔Armoury System〕

 プレイヤーキャラクターの成長とも連動する「

FFXIV」の根幹となるシステムが「アーマリーシステム」。冒険者は、ただ武器や道具を持ち替えるだけで、プレイスタイルやルックス(防具)をがらりとチェンジすることができる。

 例えば、プレイヤーが「ソード」を練習中の、駆け出しの「剣術士」とする。ソロで剣の修行に励んでいた時、仲間から「ダンジョンに行かない?」とのお誘いがあった。どうやら、パーティメンバーが近接戦闘の得意な者ばかりのようなので、その場で「ソード」を「スタッフ」に持ち替えて「呪術士」にチェンジ。直接ダンジョンに駆けつけ、魔法による火力支援にいそしむ。その帰り道、ちょっと道草したくなったら迷わず「スタッフ」を「フィッシングロッド」に持ち替えて「漁師」にチェンジ。釣りにいそしむ。そして、釣果に満足してホームタウンに帰ったら、寝る前に「フィッシングロッド」を「ハンマー」に持ち替えて「鍛冶師」にチェンジ。次回に備え、戦闘で傷んだ武器や防具の補修を済ませ、今日のプレイを終える……。

 このように、プレイヤー自身のライフスタイルまで設計できるシステムになっている。プレイヤーが選択できる職能は、武器を操る戦いの求道者「ファイター」、魔器を操る魔法の研究者「ソーサラー」、採集道具を操る自然の専門家「ギャザラー」、生産道具を操る職人「クラフター」に大別される。個別の職能を極め、スペシャリストを目指してもよいし、アーマリーシステムを駆使し、ゼネラリストを目指してもよいというわけだ。

「ファイター」(剣術士、弓術士など)と「ソーサラー」(呪術士、幻術士など)

「ギャザラー」(園芸師、漁師など)と「クラフター」(鍛冶師、調理師など)

選べる、組み合わせる、共有できる、週替わりクエスト「ギルドリーヴ」〔Guildleve〕

 「ギルドリーヴ」とは、冒険者ギルドの発行している仕事の委任パスのこと。金属のフレームに「守護天」と呼ばれるエオルゼアの聖人とその徳行をモチーフにしたステンドクリスタルが嵌め込まれたプレートがそれにあたる。

 酒場の冒険者専用カウンターを訪ねると、状況や能力に応じて、いくつかのギルドリーヴをマスターから見せられる。各々の報酬とリスクをよく鑑み、気に入ったリーヴをチョイスする。もちろん、困難な依頼の場合は仲間も登録して任に当たることができるし、さらに、異なるリーヴをみんなで持ち寄れば、ひとつの大キャンペーンを構築できる場合もあるとのこと。自在に組み合わせることができ、経験や能力をもデザインできるクエストというのが一番ピンとくるだろうか。


聖ダナフェンの竜退治をモチーフにしたリーヴ。勇気を出して、人々を苦しめる恐るべき怪物を退治するのだ
聖トトルのネズミ狩りをモチーフにしたリーヴ。たまには勤勉に害獣駆除に励み、人々から感謝されるのも悪くない
斬れない剣を鍛え上げた聖ムールギンをモチーフにしたリーヴ。人々を助けるために、己の技を活かすのは今だ

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