もう一人のあなたが送るもうひとつの世界でのライフ――「ファンタジーライフ」
レベルファイブは一風変わった完全新作RPGを発表。2010年、ニンテンドーDSで発売する。そのスローライフな生活を基軸にしたゲーム内容とは?
世界は滅びる一歩手前ですが、スローライフを送ります
レベルファイブは完全新作RPGとして、ニンテンドーDS用RPG「ファンタジーライフ」を2010年をめどに発売すると発表した。
「ファンタジーライフ」は、「MOTHER3」に携わったブラウニーブラウンが開発を、音楽を植松伸夫氏が担当する。世界の中に存在するもうひとつの世界で、あなた自身が生活するという、“生きる”ことを目的とした本作では、モンスターとの戦闘などが主体とはならない。この世界では、農民として作物を作るもよし、一兵卒として門番を務めるもよし、武器職人として生計を立てるもよしの、自由な生活が待っている。
世界の名は「ファンタジール」。
空に浮かんだマーズと呼ばれる月を見ながら、その世界の人々は生きていました……。
あるとき、預言者は言いました。
「マーズに影が落ちるとき、世界はまもなく滅ぶだろう……」と。
そして今、空に浮かぶ「マーズ」には、くっきりと滅びの前兆が現れていました。
そんなことはつゆ知らず、
ファンタジールの住人たちはいつもと変わらない、自由で平和なのんびりライフを送っていたのです。
プレイヤーは自分の分身としてアバターを制作し操作する。キャラクターメイキングで生まれた自分の分身は、この世界での役割(=ライフ)を選択し、その職業や役割によって発生するライフクエストをクリアしていくことになる。なお、ライフは20種類用意されている。
自分だけのライフをある程度進めていくと、そのライフでの“小さなエンディング”を迎えることになる。エンディングには、植松伸夫氏による20種類のライフに応じたエンディング曲「ライフの歌」が用意されており、メインテーマと合わせて計21曲の歌入りテーマが堪能できるというわけだ。この世界で生きる人々とのコミュニケーションなどを通して、プレイヤーはたくさんの幸せを手に入れることも大事な目的となる。
世界は自分自身のアバターが仮想生活している「トリポッチ大陸」と、ほかの人たちが共有で入ることができる「ミンナーデ大陸」が存在する。自分が住む「トリポッチ大陸」には、DSワイヤレスプレイによって、友達を招待することができる。また、Wi-Fi通信にも対応しており、使用することで「ミンナーデ大陸」に赴き、まったく知らない人々と出会うことができるようになっている。
「ファンタジーライフ」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | RPG |
発売予定日 | 2010年 |
価格 | 未定 |
※画像はすべて開発中のものです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- LEVEL5 VISION 2009:レベルファイブ×ブラウニーブラウン×植松伸夫のコラボ――究極のスローライフRPGを発表
レベルファイブは8月25日、東京・恵比寿にあるザ・ガーデンホールにて、LEVEL5 VISION 2009と銘打った制作発表会を行った。そこでは新作以外にも、「レイトン教授」セカンドシーズンや「イナズマイレブン2」などの進捗状況も。 - 一歩も外に出ることなく事件を解決――「ミステリールーム」
レベルファイブが贈るアタマニアシリーズの最新作は、2人の名探偵とのディスカッションで事件を解決する空想推理ゲーム。 - ROID配信タイトル「キャバ嬢っぴ」に島耕作、矢島金太郎らが来店
- ナゾトキ×出会いの物語――「レイトン教授と魔神の笛」
「レイトン教授」新シリーズ3部作の第1弾は、前作「不思議な町」より3年前が舞台となり、レイトン教授とルーク少年の出会いを描く。