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インストール不要のブラウザゲーム――「フラゴリア」先行プレイリポート(1/2 ページ)

9月10〜9月13日の午後8時〜午後12時の期間まで、アクワイアはパソコン用MMORPG「フラゴリア」のオープンαテストを実施すると発表した。テストに先駆けて体験した本作の内容を紹介しよう。

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本格的なMMORPGがインストール不要でプレイ可能

ブラウザで遊べる手軽さがウリの本作。パソコンのスペック不足で、これまでMMORPGがプレイできなった人はチェックしてみよう

 アクワイアが9月10〜13日の午後8時〜午後12時の期間にオープンαテストを行う「フラゴリア」は、パソコン用のファンタジーMMORPGだ。本格的な内容ながら、従来のMMORPGとは異なりすべてフラッシュで開発されたブラウザゲームなので、クライアントのダウンロードやインストールが一切不要。インターネットへの接続環境とフラッシュが動作するスペックさえあれば、OSやブラウザに影響されることなくプレイできる。また、本作は基本プレイ無料のアイテム課金制で、オプションサービスとして、さまざまな機能が追加できる月額課金のサービスも用意される予定だ。


繊細な2Dグラフィックで再現された美しい世界

 プレイヤーが冒険を行うのは、200年前に世界地図から消えたという伝説の大陸「フラゴリア」。キャラクターメイキングを終え、この地に降り立ったプレイヤーは、冒険のスタート地点をブラビヤ村、ズヴェロボール村、フセシーリー村、ナビヤ村のなかから選択できる。これら4つの村は、ゲームの基本的な操作方法などを学べるチュートリアルの位置づけで、どの村からゲームを始めてもストーリーに変化はない。ただし、緑豊かな村や雪に覆われた村など、村ごとに地域ごとの特色が存在し、景色の違いを楽しめる。



 到着した村でプレイヤーは、村人たちから依頼されるクエストに挑戦することになる。このクエストをクリアすることで、操作方法などの基本情報を覚えられる仕組みになっている。村で起こるクエストをすべてクリアすると、ムーロムという大きな街へ移動可能に。そこでチュートリアルが終わり、本格的な冒険の幕が開ける。なお、冒険の舞台となる「フラゴリア」には、チュートリアルで訪れる牧歌的な雰囲気の村や大きな街以外にも、さまざまな村や町が存在する。なかには雲の上や水中に作られた村など幻想的な風景の集落もあり、細部まで描かれた美しい2Dグラフィックの風景がプレイヤーを出迎えてくれる。



 また、各地には凶悪なモンスターが徘徊する危険なダンジョンも点在しており、広大で不気味な内部の様子はプレイヤーの恐怖心をより一層高めてくれる。これらダンジョンにはプレイ可能なレベル帯が設定されており、そのレベル帯に該当するキャラクターのみ探索できる。ただし、該当レベルまで成長していても、ダンジョンへ1人で赴くのはかなり危険。実際、あっという間にやられてしまったので、仲間を募ってパーティを組むなど、きちんと準備をしてから訪れたほうがよさそうだ。ちなみに、ダンジョンの最深部には、通常のモンスターよりもさらに強力なボスモンスターが出現する。強敵だが、ボスモンスターを倒すとレアなアイテムを入手できる可能性があるので、挑む価値は十分にある。

獣の頭部の形をした、特徴的なダンジョンの入口
ダンジョン内部にはかなりのモンスターが徘徊している。回復をおこたると、あっという間に全滅してしまうことも

戦闘を盛り上げるスキルやアイテム

レベルが上がり、ハンターの上位職業であるスカウトか散兵のどちらかを選ぶことに。ここで選択した職業のスキルが習得できるようになる

 キャラクターが特定のレベルに到達すると職業の選択が行えるようになり、選んだ職業に応じたスキルが習得できるようになる。以後は、選んだ職業が戦士系なら戦士系、魔法使い系なら次魔法使い系というように、その系統の上位職業のスキルを覚えられる。スキルはリセットすることも可能だがお金がかかるので、最初から自分のなりたい職業のビジョンを明確に持っておく必要がある。なお、実装されるスキルは50種類以上で、対象を武器や魔法で攻撃するものや対象のHPを回復するものなど、さまざまな効果を持っている。

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