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エレクトロニックアーツの新作タイトルが一挙公開!! 「EA SHOWCASE TOKYO 2009」リポート(2/2 ページ)

9月23日、「EA SHOWCASE TOKYO 2009」がエレクトロニックアーツにより開催された。次々と明かされる新作タイトルの情報に会場は沸き返っていた。

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戦場の臨場感がとてつもなく凄い!

 戦場に設置されている建物に入り敵を狙撃していると、戦車の主砲やヘリの掃射によって建物ごと攻撃されてしまったり、味方が戦闘しているポイントへ援護に入ると、あったはずの建物が半壊していた……といった演出は、いままでのFPSにはない体験だ。戦車の主砲を撃ちこまれ、空爆をたたき込まれれば建物は壊れる。しかし、たとえ建物が半壊しようとも、そこにはまだ戦場としての機能があるのだ。

 本作はそれだけではなく、一見してより現実味のあるレベルデザインが、シリーズに加わる新鮮さとともに、プレイヤーに衝撃を与えてくれる。フィールドを舞う砂埃、狙撃される兵士の倒れ方まで、ここまで戦場らしさを試遊の段階で感じられたのには、正直驚きを隠せない。シリーズだけにとどまらず、ぜひ様々な人に遊んでもらいたいタイトルだ。


航空機による攻撃は、対地・対空ともに迫力が倍増している
陸戦の王様である戦車は、歩兵に対して絶大な威力を発揮する
主役はやはり歩兵。細かく書き込まれたグラフィックにも注目だ

そのほかにも注目タイトルが盛りだくさん!

 上で紹介したタイトル以外にも、会場には続編のタイトルや、新作タイトルが数多出展されていた。「Need for Speed: Nitro」や「Dante's Inferno」、「FIFA10」などについても、数多くの来場者が試遊台でのプレイをし、撮影や取材を行っていたタイトルだ。

 人気レースゲームであるニードフォースピードシリーズの新作の中で、今回もっとも注目すべきは、Wiiで発売予定の「Need for Speed: Nitro」だろう。今までよりもより多くの層に、好きなプレイスタイルを提供する作りということもあって、様々な工夫が加えられている作品だ。操作についても、ヘルパーがついていたり、車のデコレーションも、Wiiリモコンを用いて簡単に行えるとのことだ。

 そして完全新作となる「Dante's Inferno」は、イタリア古典文学である「神曲」を忠実に再現したアクションゲームで、7つからなるステージも、神曲を書いた本人である「ダンテ・アリギエーリ」の書き記した地獄を、ほぼそのままのコンセプトでゲームに用いている。各地獄を支配しているボスも、その地獄ごとのテーマに沿った人間・クリーチャーが、恐ろしい姿になってボスとして登場する。プレゼンで紹介されたのは「第二圏 愛欲者の地獄」で、ここでは肉欲におぼれたものたちが荒れ狂う暴風に吹き流されているなど、本当にそのまま、神曲で記されている通りの作りに近いものであった。独自のグロテスクなデザインで表現される「7つの地獄」は必見だろう。

 最後にサッカーゲームで有名な「FIFA10」について。「落ち度は常に改善している」と、FIFAシリーズのエグゼクティブプロデューサーである、アンドリュー・ウィルソン氏がプレゼンで語ったように、選手のバランスやゴールキーパーの動き、選手間の衝突がさらに細かく作りこまれている。

Need for Speed: Nitro(Wii、ニンテンドーDS)


Dante's Inferno(プレイステーション 3、PSP)


FIFA10 ワールドクラスサッカー(プレイステーション 3、PSP、Wii)


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