ステージイベントでは2大タイトルプロデューサーの対談や女子高生演歌歌手が熱唱――コーエーテクモホールディングスブース:TGS2009
ブースではPS3「NINJA GAIDEN Σ2」やPS3、Xbox 360で発売される「真・三國無双 MULTI RAID Special」などのタイトルがプレイアブル出展。ステージイベントではトークセッションや、発売予定の新作発表が行われた。
「無双」シリーズ、「NINJA GAIDEN」最新作、PCタイトルも盛りだくさんのコーエーテクモホールディングブース
今年の4月にコーエーとテクモが合併してできたコーエーテクモホールディングス。ブースは1階と2階に別れており、1階は、「NINJA GAIDEN」シリーズや「無双」シリーズのナンバリングタイトルの他、PS3で発売予定のアクションゲーム「QUANTUM THEORY」、海外ドラマ仕立てのDS専用アドベンチャーゲーム「AGAIN 〜超心理捜査官〜」などがプレイアブル出展されている。2階では「大航海時代 online」、「三国志大戦 online」、「信長の野望 online」などのPCオンラインゲームが試遊できる。
テクモコーエーの2大タイトルのプロデューサー対談
テクモコーエーホールディングスブースにて、トークセッションや新作発表のステージイベントが開かれたので、ここでいくつか紹介していきたい。1つ目は「NINJA GAIDEN Σ2(以下、ニンジャガシグマ2)」のプロデューサー林洋介氏と「真・三國無双 MULTI RAID Special(以下、三國無双MULTI RAIDO)」のプロデューサー小笠原賢一氏による対談が行われた。まず両タイトルの注目点についての紹介で、小笠原氏は「PS3、Xbox 360のハード性能の向上によって表現力が大幅に強化できた」と話す。次に林氏はニンジャガシグマ2について、「今までのTECMOでリリースしてきたアクションゲームの集大成である」と語った。
続いて、ゲーム開発の苦労話として、三國無双MULTI RAIDOでは味方AIの調整が大変だったと小笠原氏。プレイヤーがCPUの味方武将を引き連れていく際に、強すぎてはプレイヤーの出番が無いし、弱すぎても役立たずになってしまう。この点の微調整が非常に難しく最後まで頭を悩ませていたが、問題はクリアできたとのこと。ニンジャガシグマ2では、「障害を乗り越える喜び」をプレイヤーに伝えることを第一に考え、難易度の調整に苦労したが、ここに時間をかけたおかげでアクションゲームにあまり触れたことの無い初心者からコアなアクションゲーマーまで幅広く楽しめるようになったと林氏は述べた。
さらに、この両作品の見所の一つに、ニンジャガシグマ2と三國無双MULTI RAIDOがコラボしているという点がある。ニンジャガには、各キャラクターのコスチュームに無双に登場するキャラクターのものが用意されており、無双の方では、特定のクエストをクリアするとニンジャガのキャラクターの武器を受け取ることができる。最後に小笠原氏は「PS3、Xbox 360での新しい爽快感を楽しんでください」。「NINJA GAIDENシリーズは、今まで難易度が高めのアクションタイトルだったが、ファンもそうでない人もこのタイトルに触れてほしい」と林氏が締めた。
女子高生演歌歌手「カレンちゃん」が登場し、新作タイトルムービーが上映
テクモスペシャルプレゼンテーションは、23日にビクターエンターテインメントからデビューしたばかりの女子高生演歌歌手カレンちゃんのミニライブから始まった。デビューシングルに収録されている「泣くなオカメちゃん」、「未練坂」を熱唱し、その歌唱力に観客は度肝を抜かれていた。
その後、ゲームアイドルの多田あさみさんが登場。さらに「AGAIN 〜超心理捜査官〜」の山口プロデューサーも登壇し、プロモーションムービーが上映された。そして山口浩一プロデューサーが降壇した後に放映されたムービーは、ステージが時間の経過につれ地形が変化するという特徴を持つ、ダークなテイストのアクションゲーム「QUANTUM THEORY」が登場。次に「アンデッドナイツ」プロデューサーの柴田剛平氏とグラビアアイドルの谷桃子さんがステージに上がる。「アンデッドナイツ」は敵として現れるゾンビを自分の僕として扱い、敵を倒したり、マップの仕掛けをといていくアクションゲームだ。これらの発表されたタイトルはコーエーテクモホールティングスブースにて体験プレイができる。
関連キーワード
NINJA GAIDEN | Xbox 360 | NINJA GAIDEN Σ2 | PS3 | 東京ゲームショウ2009 | アイドル | コーエーテクモホールディングス | 真・三國無双 MULTI RAID | 真・三國無双 | テクモ | アンデッドナイツ | コーエー | 信長の野望 Online | QUANTUM THEORY | 信長の野望
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- なにこれTGS:TGSのお楽しみと言えばコレ! 会場で見かけたコンパニオンさん写真集
ある意味、ゲームショウの陰の主役とも言えるコンパニオンさんたち。ここではそんなコンパニオンさんの写真をまとめてお届けします。 - 東京ゲームショウ2009:「エースコンバット」に「三国志」──リリース前のiPhone向けビッグタイトルも登場
コンソール向けゲームタイトルの出展が中心の東京ゲームショウだが、iPhone/iPod touch向けのタイトルを展示する大手ゲームベンダーも増えてきている。昨年は会場でiPhoneアプリを見る機会はほとんどなかったが、今年は発売前のタイトルもプレイできる。 - TGS2009特集:「東京ゲームショウ2009」に参加する前に知っておくこと
今年もゲームの祭典の季節がやってきました。まずは事前に予習しておきましょう。 - Wiiで始める一騎当千――宮本茂氏にGACKTさんも駆けつけた「戦国無双3」発表会
黒田官兵衛、甲斐姫、加藤清正が新規参戦。11月発売を予定しているWii用「戦国無双3」の発表会が開催され、豪華ゲストが登場。村雨城モードとは果たして? - ついに日本を含む東アジアが実装!――「大航海時代 Online」の拡張パック第3弾発表会
7月26日、コーエーは江東区青海の日本科学未来館にて、「大航海時代 Online」のPS3版とWindows版の拡張パック第3弾の発表会を開催した。 - TECMO KOEI EUROPE LTD.誕生――第1弾は「NINJA GAIDEN Σ2」
- テクモ「DOA ONLINE」はコーエー「GAMECITY」で 「コーエーテクモ」発足
コーエーとテクモの共同持ち株会社「コーエーテクモホールディングス」が誕生。テクモのオンラインゲームをコーエーのGAMECITYを主軸に運営していく方針を発表した。 - コーエー「GAMECITY」内で、テクモの「DOA ONLINE」「BASTARD!! ONLINE」の国内運営決定
- テクモとコーエー、経営統合を株主総会が承認
テクモとコーエーの臨時株主総会が経営統合を承認。4月1日に共同持ち株会社を設立する。 - 「東京ゲームショウ2009」特設サイト