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「東京ゲームショウ2009」閉幕――昨年にはわずかにおよばない18万5030人の入場者数を記録TGS2009

幕張メッセで開催されていたTGSが9月27日閉幕した。ビジネスデイでは微増したものの、一般公開日では昨年ほどの動員におよばず、入場者数は昨年を下回る結果となった。

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それでも、ゲームは元気でした

4日間とも快晴。一般公開日にはどこも多くの参加者で埋め尽くされていた

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)が主催するは東京ゲームショウ2009が9月27日閉幕した。4日間のトータルの入場者数は18万5030人と、昨年をわずかに下回る結果となった。なお、昨年は19万4288人の入場者数だった。

 9月24日〜9月27日の期間中、「東京ゲームショウ2009」(以下、TGS)は、ビジネスデイと一般公開日の合わせて4日間、「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)」のオフィシャルイベントとして千葉県の幕張メッセで開催された。

 今年は事前の予想どおり、スクウェア・エニックスのPS3用タイトル「ファイナルファンタジーXIII」とPSP用タイトル「キングダム ハーツ バース バイスリープ」の試遊整理券が開場わずか20分で配布終了となるほか、カプコンのDS用タイトル「大神伝〜小さき太陽〜」やコーエーのWii「戦国無双3」に長蛇の列が。レベルファイブブースにはDS用体験版と映像DVDを求めてこちらも多くのユーザーが詰めかけた。

 特にステージイベントとその待機列が交差する場所では、例年よりも広く通路を確保していたにもかかわらず、一部通行が困難な場所も。ゲームはまだまだ元気だったことを強く印象づけたTGSとなった。各日の入場者数は以下のとおり。カッコ内は昨年の入場者数だ。

9月24日(木)ビジネスデイ2万7435人(2万7305人)
9月25日(金)ビジネスデイ2万4605人(2万4178人)
9月26日(土)一般公開日6万1138人(7万1639人)
9月27日(日)一般公開日7万1852人(7万1166人)

 一般公開日の入場者数は下回ったものの、どこに行っても人の列が絶えず、ゲームを手に取って遊べるはずが、実際には試遊するタイトルが限られてしまったのは、やはり例年どおり。

混雑したエリアのひとつ。SCEブースとスクエニブース間の通路

 今年の「東京ゲームショウ2009」は、「GAMEは、元気です。」をテーマに、758タイトルを出展。国内88、海外92、合計180の企業・団体が出展し、出展総小間数は、1367小間となっていた。ビジネスデイの9月24日にはソニー・コンピュータエンタテインメントの平井一夫代表取締役社長による基調講演が行われたほか、日本ゲーム大賞の各賞の受賞作品の発表授賞式が行われた。

 一般公開日には小学生以下を対象に、キッズコーナーを開設。最新ゲームソフトを体験できる「タッチアンドトライブース」や、キャラクターショー、出展各社によるゲーム大会を催す「キッズステージ」、アナログゲームやアーケードゲームなどが体験できる「おもちゃ体験コーナー」、駄菓子やドリンクなどを販売する「縁日コーナー」などを用意された。

 昨今のゲーム業界の動向に呼応し、PCや携帯電話、スマートフォン向けコンテンツや機器を紹介する「アドバンスド モバイル&PCコーナー」が新設され、多くの注目を集めたのも特徴的だった。

 「東京ゲームショウ」は来年で第20回を迎える。その記念すべき「東京ゲームショウ2010」は、2010年9月16日(木)もしくは17日(金)から9月19日(日)まで、幕張メッセにて開催する予定とアナウンスされている。今年のように4日間での開催にするか、それとも3日間での開催となるかは今後協議のうえ決定するものと思われる。


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