エオルゼアで生活するために――「ファイナルファンタジーXIV」(2/3 ページ)
スクウェア・エニックスが2010年サービス予定のPS3/PC用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」で就くべきスペシャリストを紹介する。
クラフター
エオルゼアでの冒険や生活に欠かせない武器や道具、防具、その他、必需品を生産、販売、修理するのがクラフターの仕事となる。エオルゼア経済を支える一員としての役割は大きい。
鍛冶師(Blacksmith)――鋼鉄のアーティスト
鉄を加工し、道具や武器を生みだす金属のクラフター。工房で剣を鍛えたり、キャンプ地で短剣を研いたりと、時と場所を選ばず商売できる。その源流は古く青銅時代にまで遡り、その頃より徒弟制によって連綿と受け継がれてきた伝統の技と、銃砲のような最先端の技が現在は渾然としており、流派も多い。主道具はクロスペインハンマー(十字鉄鎚)。
調理師(Culinarian)――六味のマジシャン
食材や調理法に精通した食のクラフター。炎、水など属性を帯びた美味しい料理で人びとの御腹を満たす。有史前より専門職として確立していたが、レシピ本が刊行され、統合的な技術として認識されたのは近年。食通であり、自らも戦艦の厨房に入り浸りだった半西紀前のリムサ・ロミンサ提督シャーククリーバーの功績による。主道具はスキレット(平鍋)。
裁縫師(Weaver)――流行のパイオニア
衣服のクラフター。繊維を集めて糸を紡ぎ、糸を集めて布を織り、布を集めて衣服を仕立てる一連の仕事を一手に任ずる繊維の専門家である。また人びとの多様な嗜好に応えられるよう、流行のリサーチやコーディネイトの提案も大切な仕事。紡車を回して人びとの命数を紡ぐとされる女神ニメーヤを信奉する者が多い。主道具はニードル(縫針)。
革細工師(Tanner)――皮革のスペシャリスト
なめし革を縫い合わせて、ブーツ、ベルトなどの皮革製品を作りだすクラフター。狩猟を生業とする冒険者から日々持ち込まれる毛皮や鱗皮など多彩な皮を買い付けるのも仕事のひとつ。エレゼンの秘伝だった高度ななめし技術が解禁されたため、昨今は市場に流通する様ざまな製品に革が利用されており需要は多い。主道具はヘッドナイフ(革包丁)。
錬金術師(Alchemist)――黄金のドリーマー
鉱物、霊物、呪物、神物など万物に精通するクラフター。物質を変質させることを旨とし、人びとを癒す秘薬と苦しめる劇薬という、背反する効能の薬品を作りだす。エオルゼアで系統立てた技術として確立したのは近年。近東より伝わった古式錬金術を基にするが、ララフェルの本草学やミコッテの神秘学も混在している。主道具はアレンビック(蒸留器)。
調理師アマリアのおいしい一日
日々モノを買い、作り、売り、エオルゼアの市場を潤すクラフターたち。その活動の一端を知るため、調理師アマリアのある一日をのぞいてみよう。
材料の買出し
今日は朝から必要な材料を買出しに「マーケット」へ。
ファイターやギャザラーたちが食材を売りに来てる「がつがつ横丁」に行ったら、「とと屋」という「スタンド」が出血大セールをしてたから、ついたくさん買い込んじゃった。
けど、古くなったアルドゴートの肩肉を5ギルに値切ることもできたし、今日の戦果はまずまずね。
制作場所の選択
ギルドの施設を利用すれば、豪華な料理を安定して作ることができるけれど、コストがかかり過ぎるのが難点なのよね。キャンプ地で作る場合はたいしたものは作れないんだけど、売れた分だけ作ればいいから無駄がないのがいい所。
うーん……決めた!?昨晩からキャンプ・ブラッドショアに冒険者が集まってるらしいし、そこで作ろっと!
ツールの選択
料理を作るには、道具選びも大切なポイント。
どのツールをメインに調理するかで、同じ系統のお料理でも味や数が変わっちゃうの。そうね……ちょっと見たとこたむろしてる人は槍術士が多そうだし、今日は攻撃的な気分を高めると云われる料理「山の幸串焼」をスキレットで、ちゃっちゃっとたくさん作っちゃお。
材料と火(属性)加減
調理を開始すると、調理法に応じて手持ちのクリスタルが消費されるの。
初めて作る料理だと、材料を目分量で投入しないといけないけれど、「山串」はいつも作ってる私の十八番料理。レシピ帳にもちゃんと書き込んであるから、材料投入は一発OKよ。?あとは火加減に気をつけながら、より美味しく仕上げるだけ。
……わぁ、一気に1ダースもできちゃった!
完成品の販売
できたてほやほやの「山串」を1本20ギルで売りに出したら早速ミコッテの槍術士が3本お買い上げ。
ん、どこかで……あっ!
ふふ、気づいてないみたいね。
その山串の材料が、自分が私に売った肩肉だってことに!
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