Gamez Weekly Access Top10
2010年03月01日〜2010年03月07日
- 史上最大のガンプラ「メガサイズモデル」
- PS3の世界同時障害、原因は「2010年を閏年と認識していたため」
- 妄想爆発しろ! 俺の嫁を描いてくれ――「まんかいプリンセス」プロジェクトスタート
- ラブプラスな講談社――5誌連動コミック連載開始
- 「結婚式に参加したければ、このゲームをクリアしてください」――ドイツ人カップルが送った、ちょっと変わった招待状
- 歴代もっとも開発費が高かったゲームTOP10、果たして1位は……?
- PSNの大規模障害、時計のバグが原因 データ回復できない恐れも
- 「ファイナルファンタジーVII-2」キターッ! ……って、ネタですか?
- まるでゲームブック感覚? YouTubeで遊べる「Heavy Rain」が話題に
- 「東方見文録」弾幕系じゃない方の“東方”
先日、同僚に飴玉1つをなにげなしにあげると、パックの味噌汁を「じゃあ代わりに」と渡されました。飴が味噌汁に化けたわけです。そのパックの味噌汁、正直もらってもうれしくなかったので(失礼)、気持ちだけいただきすぐに誰かになすりつけようと、隣の同僚にあげることにしました。すると、「じゃあ代わりに」と、抹茶ラテをもらいました。微妙にランクがあがりました。
これを人はわらしべ長者と呼びます。等価交換の原則からして、最初の飴玉1つと抹茶ラテは釣り合いが取れているとは思えませんが、なんにしても手元にあるモノのグレイドが上がっていきます。こうなると、どこまで行けるのか気になります。抹茶ラテ片手に、次なる獲物を求めて徘徊。手近にいた同僚に抹茶ラテをあげると、今度は中国製のよく分からない人形になりました。気分的にはグレイドダウンですが仕方がありません。カテゴリー的には“食べられないもの”に突入です。この人形の価値が抹茶ラテと釣り合うかはさておき、すぐさま人形をこれまたほかの同僚に渡し、無言の圧力を加えます。
すでに目的を見失いがちですが、人形はメモ帳に代わりました。一連の行動に聞き耳立てていたそのメモ帳の主は焦ったのでしょう。慌てて渡すものを物色していました。ここまでくれば完全に恐喝です。メモ帳はその後、携帯電話充電付き多機能ラジオライトにまで価値をあげております。わらしべ的には素晴らしい展開。災害の際には確実に役だってくれる(飴も役立ちますが)モノになったのです。飴1つから、ずいぶんと出世(?)したものです。やはり、人は基本的に他人から渡されるものよりも、自分からは少しでもいいものをあげようとする衝動があるのでしょうか? もしくはいい人たちばかりだったのか……。こうしたちょっとの手間と積み重ねで、大きな利益を得ることもあるのです。
さて、今回のWeekly Access Top10ですが、いろいろあってこんなんです。積み重ねって偉大ですね。意外なものが並んでいて(特に3位)、編集部的にも驚いています。意外すぎて、こんなわらしべの記事とあいなりました……。
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