ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

体感釣りゲーでリハビリを――「めざせ!!釣りマスター」リハビリテーション機器に採用

病気からのリハビリといえば、面白くない作業を毎日こつこつとこなす、といったイメージも強い。そんなリハビリをゲームで楽しくやってしまおう、という取り組みが北の都・札幌で始まった。

advertisement

 ハドソンは、同社が発売するアクションゲーム「めざせ!!釣りマスター」が、リハビリテーション機器「キネステージ」に採用されたと発表した。

 「キネステージ」は、アフィオが販売するリハビリテーション機器で、おもに脳血管障害の残った患者が、感覚機能、運動機能を回復させるためのリハビリテーション用に活用されている。搭載される「めざせ!!釣りマスター」は、札幌医科大学准教授で理学療法士の金子文成氏からの協力依頼によって開発されたもので、金子氏のこれまでの研究成果が反映されているという。

 キネステージ版「めざせ!!釣りマスター」では、キネステージ本体のハプティックデバイスを操作して釣りを行う。スティックを通じ「浮き」の移動による水の抵抗や、魚による「引き」の感覚などが伝えられる仕組みで、魚の種類により引きの抵抗感も変化する。



関連キーワード

病気 | アクションゲーム | | ハドソン


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る