日本ゲーム大賞に「ゲームデザイナーズ大賞」を新設
ゲームクリエイターが制作者の視点で選考する「ゲームデザイナーズ大賞」が新設される。選考委員長に桜井政博氏をはじめ、日本を代表するクリエイター11名が審査する。
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)は、次回開催で14回目を迎える「日本ゲーム大賞(Japan Game Awards)」に、ゲームクリエイター自らがプロの視点で選ぶ「ゲームデザイナーズ大賞」を新設すると発表した。
「ゲームデザイナーズ大賞」は、クリエイターが作り手の視点から、高い独創性を持ちかつ、ゲームの歴史にその名を刻むべき革新的な作品を選出し称える賞となる。この「ゲームデザイナーズ大賞」が新設されたことで、クリエイターの視点で見たゲームの魅力も日本ゲーム大賞から発信していくとしている。
「ゲームデザイナーズ大賞」の選考は、「星のカービィ」や「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」などを手掛けた桜井政博氏を委員長に迎え、同賞の趣旨に賛同する日本を代表する10名のクリエイターで構成される、11名の審査員が行う。
日本ゲーム大賞実行委員会では、「ゲームデザイナーズ大賞」が、今後の市場発展の一つの指標となり、「年間作品部門」、ゲーム産業の発展に寄与された人物を表彰する「経済産業大臣賞」、東京ゲームショウに出展された未発売作品を対象とする「フューチャー部門」、そして未来のクリエイターを発掘、応援する「アマチュア部門」と5部門が設置される。発表・表彰は、9月16日(木)から千葉市幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2010内イベントステージで行われる「日本ゲーム大賞2010 年間作品部門 発表授賞式」で実施する予定とのなっている。選考委員は以下のとおり(※50音順/敬称省略)。
- 飯田和敏(グラスホッパー・マニファクチュア)
- イシイジロウ(レベルファイブ)
- 上田文人(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- 神谷英樹(プラチナゲームズ)
- 菊池正義(セガ)
- 河野一ニ三(ヌードメーカー)
- 桜井政博(ソラ)
- 巧舟(カプコン)
- 外山圭一郎(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- 藤澤仁(スクウェア・エニックス)
- 三上真司(Tango)
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