名前を継ぐということ:週間ソフト販売ランキング
2010年6月7日〜6月13日の期間集計したソフト販売ランキングです。トップに輝いたのは“あの”名前を冠するWiiタイトルでした。
「ゼノブレイド」は、「ゼノギアス」、「ゼノサーガ」シリーズとは世界観を別としているが、モノリスソフトの高橋哲哉氏が担当しており、かつ「ゼノ」を冠しているため、シリーズに関わっていたスタッフも多く在籍しているタイトルです。「ゼノギアス」、「ゼノサーガ」シリーズともにプレイステーションから発売されていますが、本作ではWiiから発売されています。昨年のE3で「モナド(仮)」として初披露されましたが、結局「ゼノブレイド」で帰着したようです。
任天堂公式サイトで展開している岩田聡代表取締役社長がインタビューする「社長が訊く」では、「ゼノブレイド」についてサウンド、シナリオ、開発スタッフの視点で取り上げられています。
任天堂とモノリスソフトは、2008年9月に発売されたWii「ディザスター デイ オブ クライシス」から。開発の後半から徐々に「ゼノブレイド」の開発にスライドしていったことが明らかにされています。構想はさらに前で、ずっと温めていたこともつづられています。高橋哲哉氏もこの中で語っていますが、妥協を排すべく長い時間を要したとのこと。「ゼノ」の名はもちろん、その期待値をこめて2010年6月7日〜6月13日の期間集計したソフト販売ランキングでトップに輝きました。
ちなみに、新作としては「ゼノブレイド」をはじめ、「グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ」「ロックマン ゼロ コレクション」「ジャストコーズ2」がランクイン。比較的新しいタイトルが並ぶ中、またもやコンスタンスに本数を伸ばしている「トモダチコレクション」が顔を出しております。最近では毎週1万本ほど積み重ねてきており、気がつくと400万本が見えてきました。この調子で推移すると夏休み頃には達成しそうです。
さて、ワールドカップも盛り上がってきました。「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2010 蒼き侍の挑戦」を例にとるまでもなく、多くのサッカーゲームが発売されております。試合の合間にゲームもお忘れなく。
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