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CRI、複数プラットフォームで共通のサウンド開発を実現するミドルウェア「CRI ADX2」を提供

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 CRI・ミドルウェアは、すべてのゲーム機をはじめ、モバイルなどのさまざまなプラットフォームに対応したオーディオミドルウェア「CRI ADX2」を、7月1日より提供する。

 「CRI ADX」は、15年にわたってゲーム開発に利用され、2000タイトル以上に採用されているマルチストリーミング音声再生システム。「ADX2」は、その「ADX」のメジャーバージョンアップ版で、マルチプラットフォーム性をさらに拡張し、パフォーマンス面、機能面、ツール面を大幅に強化した「統合オーディオソリューション&マルチストリーミングエンジン」となる。


 従来から定評のあるマルチストリーミング再生機構を強化し、ディスクメディアだけでなくフラッシュROMにも最適なストリーミング技術を搭載。また、サウンド制作から再生、デバッグまで、ゲームに必要なあらゆる「音」を上流から下流までカバーすることが可能になった。プラットフォームごとに最適化したライブラリを用意しており、PS3やXbox 360では300音のサウンド同時再生、ニンテンドーDSでは6万以上の効果音の瞬時呼び出しを実現した。


 ちなみに、「ADX2」に搭載される新機能としては、高音質・低負荷の新音声コーデック「HCA」(High Compression Audio)をはじめ、波形データを細分化し読み込むことで、複数の音声データを同時に遅延なく再生できるフラッシュROMメディアに最適な「マイクロストリーミング」、ストリーミング音楽が自由にコントロールできる「アダプティブ・ミュージックシステム」、ゲームプレイをしながら各種パラメータを調整できる「インゲームプレビュー」、そしてデータ圧縮に対応している。

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