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3つのハードがこれ一台で! アメリカで「究極のゲーム機」発売に日々是遊戯

アメリカの周辺機器メーカー・Hyperkinが発売した「RetroN 3 Video Gaming System」というハードがスゴいと話題になっています。

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コストパフォーマンスも抜群です

 ゲームショップや雑貨店などで近ごろよく見かける、ファミコンみたいな「ファミコン互換機」。正式なライセンス品ではないものの、ちゃんと純正のカートリッジで遊べて、なおかつ本家ファミコンよりも低価格という、レトロゲーム好きには嬉しいゲームグッズのひとつです。

 そんな「○○互換機」の中でも“究極の一品”と言えそうなのがこちらの「RetroN 3 Video Gaming System」。アメリカの周辺機器メーカー・Hyperkinが発売したもので、なんとファミコン、スーパーファミコン、メガドライブの3ハードがこれ一台で遊べてしまうそうです。


 そもそもカートリッジの形状からして全然違うこれらのハードですが、「それなら全部くっつけちゃえばOKじゃないか!」という豪快さがいかにもアメリカ。本体上部にはファミコン用、スーパーファミコン用、メガドライブ用のスロットが3つ仲良く並んでおり、どのカートリッジにもちゃんと対応できるようになっています。コントローラポートもバッチリ3ハード分用意されており、付属のワイヤレスコントローラのほか、操作性にこだわりたい場合は純正コントローラも使えるのだそう。この手の「互換機」用コントローラの中には操作性がイマイチなものも多く、純正コントローラが使えるのは純粋に嬉しいところ。上下左右どこから見ても穴ボコだらけの外観はちょっとアレですが、「見た目より機能だ!」と割り切ればかなり優秀なハードと言えるのではないでしょうか。

 テレビへの接続方法は、AV入力とS端子入力の2種類に対応。気になる価格は、専用のワイヤレスコントローラ(2個)同梱で69ドル99セント(約6200円)だそうです。当時、もしこれら3機種を定価で買っていれば6万円以上はしましたから、コストパフォーマンスの面でもかなり優秀と言えそうです。

 残念ながら今のところ、日本での発売予定はなし。というか、そもそもファミコン・スーパーファミコンは日本と海外とでカートリッジの形状が異なっているため、日本のカートリッジは物理的に使えないんですよね。とは言え、最近の「互換機」事情を見ているかぎり、そう遠くないうちに同じようなハードがきっと出てくるんじゃないか、とは思いますが……。

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