総工費1億5000万円! 富士急ハイランドの「実物大エヴァ」を間近で見てきました:日々是遊戯
富士急ハイランドで7月23日よりオープンする「EVANGELION:WORLD -実物大初号機建造計画-」。その最大の目玉である「1/1リアル・エヴァ」の内覧会に参加してきました!
「デカい」以外に言葉が見つかりません……
昨年の「等身大ガンダム」に続いて、今年の夏は「等身大エヴァンゲリオン」が注目を集めそうです。
7月23日より、富士急ハイランドにオープンする新パビリオン「EVANGELION:WORLD -実物大初号機建造計画-」。そのメディア向け内覧会が15日、関係者を招いて行われました。
中でも同バビリオンの目玉とされているのが、タイトルにもある「実物大初号機建造計画」。文字通り、劇中で主人公・碇シンジが搭乗することになる汎用ヒト型決戦兵器「エヴァンゲリオン初号機」を実物そのままのサイズで再現したもので、総工費はなんと1億5000万円(パビリオン全体)にも及ぶとのこと。はたして実物大の「エヴァ初号機」とはどれくらいのサイズなのか、以下、写真でご覧ください。
パビリオン内はウォークスルー型の企画展のようになっていて、「実物大初号機」が展示されているのはその終盤。展示コーナーそのものが、エヴァ初号機が普段格納されている「第七ケイジ(格納庫)」を再現した作りとなっていて、まるで自分がネルフ本部に足を踏み入れたかのような臨場感を味わうことができます。ちなみに初号機のサイズは、高さ約9メートル、幅約16メートルにも及ぶそう。
残念ながら劇中の第七ケイジ同様、エヴァの胸から下の部分は赤い液体に浸かっていて見ることはできず、実物大と言っても実質は「胸から上だけ」の状態ですが、それでもこの迫力は相当なもの。お台場のガンダムのように「下から見上げる」のではなく、「顔と同じ高さ」で見られる分、威圧感についてはさらに増しているようにも感じました。
展示中のケイジでは、エヴァ初号機の起動実験が今まさに行われているという設定で、劇中のBGMに合わせて照明がオレンジや赤に変化したり、初号機の口から煙が噴き出したりといったギミックも。細部まで作りこまれた初号機のリアルさも手伝って、「もし今これが暴走したらどうなっちゃうんだろう……」と心配になるほどでした。実際、こんなデカブツを前にしたらきっとシンジ君でなくても逃げ出したくなると思います。
そのほかパビリオン内には、エントリープラグの操縦席に座って写真を撮ることができる「実物大コクピット」(1日の利用者数が限られているため、写真撮影には予約券が必要)や、「新劇場版 破」の名場面を富士急ハイランド用にリミックスしたスペシャル映像「EVA-EXTRA05Q」の上映シアター、原画のコピーや資料などを展示した「エヴァ・ミュージアム」など様々な展示があり、「エヴァンゲリオン」ファンにとってはたまらない内容となっています。
同パビリオンは7月23日よりオープン予定で、利用料金は800円(フリーパス利用可)。5月に発売されたBlu-ray / DVD版「エヴァンゲリオン新劇場版:破」が非常に好調なこともあって、この夏は多くの「エヴァンゲリオン」ファンたちでにぎわうことになりそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 実物大エヴァ初号機、富士急ハイランドに登場
実物大の初号機胸像や実物大渚カヲル立像を展示するヱヴァンゲリヲンパビリオンが富士急ハイランドにオープンする。中に入れるコックピットも。 - ねとらぼ:実物大の「ARエヴァ初号機」箱根に登場 ツイートのエアタグも
実物大のエヴァ初号機が箱根に――AR技術を使い、等身大のエヴァンゲリオン初号機が見られるアプリの提供がスタート。ハッシュタグ付きツイートもエアタグとして表示される。 - 翔べ! ガンダム――ガンプラ生誕30周年記念“ANA×GUNDAM JET”を就航
この夏、ガンダムが日本の空を舞う。7月16日より機体側面に「機動戦士ガンダム」のデザインを施すANA×GUNDAM SKY PROJECTが始動。機内にてANAオリジナルカラーの限定「ガンプラ」が発売される。 - 静岡の空をそめていく……実物大ガンダム公開直前リポート
静岡ガンダムの一般公開まであと2週間。右手に持つビームサーベルは静岡の夜空をガンダム色にそめていく……。 - 実物大ガンダムの肩の高さで記念撮影、ヤフオクに出品中 すでに65万円超え
実物大ガンダムの肩の位置まで高所作業車で上り、記念撮影できる権利がヤフオクに出品されている。締め切りまであと3日あるが、入札価格はすでに65万円を超えている。 - 観光ガイド:そうだ、実物大ガンダムを見に行こう(正式版)
いよいよ一般公開が始まったお台場「潮風公園」の実物大ガンダム。今回は、ガンダムの周囲に設けられた飲食・物販のテントを中心に紹介しよう。まだ実物大ガンダムを見ていない人も、また見に行く人も要チェック。 - TGS2009:お台場のガンダムがTGSにやってきた!? バンナム、D3ブース合わせて20種類以上のタイトルが体験可能!――バンダイナムコゲームス/ディースリーパブリッシャーブース
バンダイナムコゲームスの「鉄拳6」や「機動戦士ガンダムVS.」シリーズ最新作、ディースリーパブリッシャーから発売される劇場公開を控えた「ATOM(アトム)」など、両ブースの体験可能なゲームを一挙に紹介していく。 - 日々是遊戯:気分はアムロ・レイ! ガンダム&Zガンダムのコクピットに座ってきた
池袋サンシャインシティにて、本日より開催中の「ガンダムEXPO東京2008」。その会場で、ガンダム&Zガンダムの実物大スケールコクピットを発見した。 - 日々是遊戯過去記事一覧