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ついにミコッテ解禁!! 「FF XIV」は新たなるステップへ――βテスト体験リポート(2/4 ページ)

発売日が9月30日に決定し、にわかに活気づいている「FF XIV」。かねてより開催されていたαテストが終了し、次の段階であるβテストがスタートした。αテストからどう変わったかをリポートしていく。

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 この“顔タイプ”の選択は非常に重要だ。外見が大きく変わるばかりか、選択したタイプによって、後述する“特徴”の内容が変化する。さらに、ヒューランの女性は身体の一部のサイズまでもが変化するのだ。ヒューランでプレイする予定の人はちょっと悩みが増えるかもしれない(でも嬉しい悩みだよねコレ!)。ちなみにスクウェア・エニックスの広報さんいわく「身体の一部が変わるのは、現状はヒューラン女性のみ」とのことだ。どこが変わるかは自身の目で確認してほしい。

顔タイプはベースとなる項目で、ほかの細かい部分にも影響を及ぼす重要な項目だ。カラーはパレットが表示されるため、選択しやすくなった

 “特徴”はほかの項目とは異なり、複数あるものから選択するのではなく、“特徴1”、“特徴2”……という項目のオン/オフを切り替えるスタイルだ。特徴は民族と顔タイプごとに反映される内容が変わり、例えばミコッテであれば、「XI」のミスラのように鼻をネコっぽくしたり、顔に傷をつけられるのである。ワンポイントのアクセントをつけられる項目、とでもいうべきだろうか。

特徴は顔タイプによって変化。顔に傷が付いたり、イヤリングを身につけるという変化がある

「XI」の愛着あるキャラクターを「XIV」でも、がコンセプト。「XIV」風の顔パーツ、髪型が多数用意されている

 ちなみに本作に登場する民族は、「ファイナルファンタジー XI」の5種族とよく似た外見をしている。中には「XI」のキャラクターと似たようなパーツもあるので、「XI」風のキャラクターを作ることも可能だ。「XI」プレイヤーは長年慣れ親しんだキャラクターを「XIV」で再現してみるのも、楽しいかもしれない。

新たなクラスが4つ判明、さらに選択可能!

 外見を決定したら、続いて職業といえるクラスを選択する。βテストでは、新たにギャザラーの“園芸師”、クラフターの“木工師”、“革細工師”、“裁縫師”という、4つの生産系クラスが選択できるようになった。生産系のクラスが増えた理由は、βテストから“武器の消耗”が新たに実装されたからだ。クラスの詳細や消耗については、また機会を改めてくわしく紹介していきたい。

βテストから、新たに4タイプのクラスが追加。職人RPが好きな人には、またとない朗報だ。守護神は後でも変更できるように検討中とか

 続いて、キャラクターの誕生日および守護神を選択する。これらのパラメーターは、現時点ではまだゲーム内容に影響を及ぼさない項目だ。βテストでは、気分でチョイスしていいだろう。

 キャラクターの名称は、αテストでもそうだったが、姓と名の2項目を入力する必要がある。意外と悩む項目のため(とくに「XI」プレイヤーは!)、事前に名前を考えておくといいだろう。

 最後に、スタート地点となる都市を選択する。βテストでは、αテストに引き続き、選べるのは“リムサ・ロミンサ”という港町だけだ。ほかの都市に関しては、もう少し先の実装を待とう。

編集長がキャラクターを作るとこうなる!?

 というわけで、キャラクターメイクの流れを説明してきたが、実際はどのようなキャラクターが作り出せるのだろうか。実はβテストの数日前に、スクウェア・エニックス社内において先行プレイを体験する機会を設けてもらったので、ここからはその模様をお伝えする。

 今回は、取材に同行した編集長にキャラクターを作成してもらい、どのような外観に仕上がるかを見届け、検証してみた。決して、編集長の好みを世間に知らしめたい、というわけではない(多分)。ちなみに種族は、筆者の一存でミコッテを選択してもらった。

 写真を撮影する筆者の横で、「うーん、かわいいなー」を連発しながらカスタマイズする編集長。それが本音か広報さんへのお世辞なのか、真意は測りきれなかったが、「XI」でも人気の髪型を選択し、鼻も“特徴”でミスラ風に変更していた模様。完成したキャラクターを見て「短時間で適当に選んだ割には、意外とかわいくできました!」と嬉しそうに語っていた。

髪型をアレコレ試す編集長。最終的にボブカット風のもの(「XI」でいうF7)に決めたようだ。人気の髪型ですからね!

瞳は左右で色が異なる、オッドアイ風のものをチョイス。完成したキャラクターで、そのままオープニングイベントを体験。これは美人ですぜ編集長!

ちなみに、オープニングのイベントもブラッシュアップ。キャラクターの表情が豊かになっているほか、細かな点を改良しているとのこと

 最後に、民族の能力差について触れておきたい。「XI」では種族ごとに能力差があり、例えばタルタルはMPが豊富で魔法が得意、ガルカはHPが多くて前衛職向きであった。だが「XIV」では、基本的に民族による差はなし、もしくは極小になる方向で調整している、とのこと。キャラクターメイキングは、もう完全に外見で選択してもいいシステムになりそうだ。

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