ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「FF XIV」では森の精霊に荒野のパレードも楽しめる!?――未公開のスタート都市を先行体験してきました「ファイナルファンタジーXIV」リポート(1/4 ページ)

現在βテストが開催されているMMORPG「FF XIV」。選択できるスタート都市は現状1カ所だが、製品版では3カ所から選択可能。その、残りの2都市の先行体験リポートをお届けする。

PC用表示 関連情報
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

新たに実装される“グリダニア”と“ウルダハ”の2都市

 9月30日に発売予定の「ファイナルファンタジー XIV」(以下「FF XIV)は、現在βテストを開催中。日々バージョンアップを重ねてゲームの完成度を向上させているのは既報の通りだ。「FF XIV」では「FF XI」のように、キャラクターを作成したあと、物語をスタートする都市を3つから選択可能だ。しかし、現在のβテストでは、選択できるのは海の都である“リムサ・ロミンサ”のみだ。森の都“グリダニア”と、砂の都“ウルダハ”の2都市は、オープンβから実装される予定となっている。

 今回、スクウェア・エニックス社内にて、この2都市を先行体験できる機会を設けてもらったので、そのリポートをお届けする。なお、「FF XIV」公式サイトでは、各都市の簡単な解説が見られるので、そちらも合わせてチェックしておくといいだろう。

森の中にある都市“グリダニア”。森林らしく、よく雨が降るため、うっそうとした雰囲気だ
荒野にある都市“ウルダハ”。こちらは逆に雨がほとんど降らず、カラッとした気候

 さて、リポートの前にお約束の注意事項を。本記事で紹介している内容および写真は開発中のものであり、今後のテストおよび製品版では変更される場合があることを留意していただきたい。

 また、各スタート地点ごとのオープニングイベントを中心に紹介しているため、若干のネタバレも含んでいる。1文字たりともネタバレは知りたくない! という人は注意していただきたい。

うっそうとした森に造られた都市“グリダニア”

 最初に体験したのは、森の中にある都市“グリダニア”だ。キャラクターを作成すると、主人公が森の中を進むシーンからスタートする。「FF XIV」の“聖地ジ・タ”エリア(いわゆるボヤーダ)に似た、美しくもどこか神秘的な恐ろしさを感じるデザインだ。

 この森を歩いていると、急に謎の声に語りかけられる。何事か、と周囲を見回してみると、上空には煙を出しながら墜落する飛空艇の姿が。声の主とは違うようだが、ひとまず墜落したあたりに向かってみる主人公。

 そこには、アイマスクをつけたヒューランの女性と、魔法使いのようなララフェルが倒れていた。目を覚まし、海外の映画でよく見かけるような、コミカルな会話を続ける2人。ふと気づくと、周囲をモンスターの群れが囲んでいた。

ウルダハの森林を歩いていると、上空で爆発が!? 煙を出す飛空艇らしき姿も見えたが……
飛空艇に乗っていたと思われる、イダとパパリモという人物。大変な事態なのに、悲壮感がまったくないコミカルな会話を続けるあたり、2人とも神経は図太い?

 ここで、“リムサ・ロミンサ”のときと同じように、バトルのチュートリアルとなる。現れたモンスター“ウルフ”3体を倒すと、再びイベントシーンへ。今度は家ほどもある巨大な樹木のモンスターが登場、コイツはどう考えてもヤバい! という感じで、猛ダッシュで逃げる3人。だが、ララフェルが転んでスキが生じ、敵の攻撃を受けそうになって吹き飛んだ刹那! 急に時が停止したように、自分の、いや3人の身体は空中で止まってしまった。

ウルフ3体とのバトルチュートリアル。3人で力を合わせて撃退するのだ
ウルフを撃退したのもつかの間、すぐさま巨大な樹木のモンスター“トレント”が襲いかかる!

三十六計逃げるに如かず、というわけで戦略的撤退をする3人。だが、トレントの攻撃で吹き飛んで……!?

 わけが分からず、軽く混乱していると、前方より不思議な生き物――「FF」ファンならおなじみであろう、モーグリたち――が現れた。モーグリは楽器を演奏し、不思議な力でモンスターを撤退させている。どうやら我々を助けてくれたようだ。そして、周囲には別の一行――よく見ると、頭にツノがはえた少年の姿が見えた。何にせよ、助かったことには間違いない。彼らに促され、3人は一路グリダニアを目指す。

突如現れたモーグリたちが、トレントをおとなしくさせてくれた。どうやら間一髪で助かったらしい
ツノがはえた不思議な少年とランデブー。結界、精霊など意味深な単語が次々と語られる。彼はストーリーに大きく絡んできそうだが……?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る