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「ハンゲーム」で「ワンタイムパスワード」β版サービス提供開始

ハンゲームIDを不正アクセス等から未然に防ぐことを目的とした、クラウド型「ワンタイムパスワード」のβ版サービスを8月25日より開始した。

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 NHN Japanが運営するPC向けインターネットゲームポータルサイト「ハンゲーム」において、ユーザーのハンゲームIDを不正アクセス等から未然に防ぐことを目的とした、クラウド型「ワンタイムパスワード」β版サービスが、8月25日より提供開始となった。

 クラウド型「ワンタイムパスワード」は、NHN Japanと日本ベリサインが協力して提供するもの。セキュリティソリューション「ベリサインアイデンティティプロテクションオーセンティケーションサービス」を活用し、“使い捨てパスワード”を生成してPC向け「ハンゲーム」にログインする際にID、パスワードとあわせて利用することで、なりすましなどによる不正アクセスを防ぎ、ユーザーのハンゲームIDやゲーム内のアイテムなどを守ることを目的としている。

 昨今、オンラインゲーム界隈では、フィッシングサイトなどを利用してユーザーのIDやパスワードを盗み、不正にゲームアイテムを入手するなどの犯罪が問題となっている。警察庁の発表(※)によると、2009年中のサイバー犯罪の検挙件数は6690件で、前年より369件(5.8%)の増加となっている。そのうち不正アクセス禁止法違反は2534件で、前年と比べると794件増え、45.6%増と大幅に増えている。

 NHN Japanでは、これまでもハンゲームあんしんガイドなどを通じて、啓蒙活動やサイト監視活動等を行っていた。「ワンタイムパスワード」β版サービスは無料で利用することができ、この運用を経て正式版へと移行することになる。

※「平成21年中のサイバー犯罪の検挙状況等について」平成22年3月4日 警視庁広報資料

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