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PSPは昨年の2倍に! 「TGS2010」出展タイトル数はどう変わった?日々是遊戯

今年もいよいよ開幕となった「東京ゲームショウ2010」。今回はちょっと視点を変えて、ハード別の出展タイトル数を見てみましょう。

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国内据え置き機はPS3優勢に?

 「GAMEは、新章へ。」をテーマに、今年もいよいよ開幕を迎えた「東京ゲームショウ2010」。イベントを主催する社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)の発表によれば、今年は14の国・地域から194もの企業・団体がブースを出展。事前に届け出があった出展タイトルの総数は、昨年の699タイトルをさらに上回り、712タイトルにものぼったそうです。

 ところで、実は個人的に毎年チェックしているのが「プラットフォーム別の出展タイトル数」。当然、TGSに出展されるタイトルの多くは今年〜来年にかけて発売予定のものですから、出展タイトルの内訳を見れば、来年はどのハードが伸びてくるかが一目瞭然というわけです。

 それでは、気になる今年の出展タイトル数はどうだったのか? CESAの公式発表によれば、次のようになっています。

◆プラットフォーム別出展タイトル数一覧

20102009前年比
PC148130113.8%
携帯電話12316873.2%
DS11097113.4%
Xbox 360254062.5%
PS21333.3%
PS32721128.6%
PSP5024208.3%
Wii102050.0%
iPad18--
※上記の表記で、合計しても総出展タイトルが合計712タイトルに及ばないのは、分類していない商品(書籍やポスター、Tシャツなどのグッズ)を抜いているためです。また、9月16日現在のCESA発表の資料(http://tgs.cesa.or.jp/index.html)に基づいているので、隠し玉的な出展は反映されていません(9月17日追記)。

 パッと見てやはり目に付くのは、24タイトル→50タイトルと前年から2倍以上の伸びを見せているPSP。PS陣営ではPS3も21タイトル→27タイトルと順調な伸びを見せており、国内でのPSP・PS3の順調さがうかがえる形となっています。

 一方、Xbox 360は40タイトル→25タイトルと前年の約3分の2に。昨年はPS3よりもタイトル数で上回っていたのですが、今年はPS3に逆転されてしまっています。同じ据え置き機だとWiiも20タイトル→10タイトルと大幅に出展数を減らしており、国内の据え置き機市場は徐々にPS3寄りに傾いてきているのがうかがえますね。

 こうして見ると、少なくとも出展タイトル数を見るかぎりでは、来年はPSP・PS3優勢の年になりそうな予感。とは言え任天堂陣営も年末に向けてまだまだ大きな発表を残していそうですし、今後のさらなる情報に注目していきたいところです。


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