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想わず頭を垂れる神々しさ! やだ……これが「エルシャダイ」……?TGS2010

今年の目玉と言えば、「Move」? 「Kinect」? それとも「MHP3rd」? いいえ、「エルシャダイ」に決まってるだろうが!

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これが……エルシャダイだ!

ブースのデザインも独特の雰囲気に包まれています。あまりの神々しさに肉眼では直視できません

 確か今年の春ごろだったでしょうか。まさしく彗星の如くゲーム業界に降臨し「なんだこれは……」「なんだかよく分からんがスゴそうだ!」と、たちまち物好きなゲームファンたちの話題をかっさらっていったタイトルがありました。

 そう、それがイグニッション・エンターテイメント・リミテッドの3Dアクションゲーム「エルシャダイ」。ていうかエルシャダイって何だよ! 名前のインパクトもスゴければ、独特のキャラクターや世界観もインパクト抜群。いつしか筆者は、身も心も「エルシャダイ」の虜になっていたのでした。やだ、もしかしてこれがエルシャダイ……?

 さて、そんなわけで勝手に僕の中で盛り上がりまくっていた「エルシャダイ」ですが、「TGS2010」のイグニッション・エンターテインメント・リミテッドブースでは、そんな「エルシャダイ」のプレイアブルバージョンをいち早く出展。「これは遊ぶしかない!」というわけで、さっそくプレイしてきましたよ!

 今回出展されていたのは、TGS向けに制作されたという特別プレイアブルバージョン。ゲーム本編の冒頭および序盤の一部から構成されており、テンポよく「エルシャダイ」の魅力を体験していくことができた。

 まず触ってみて驚いたのが、この世のものとは思えない雰囲気に包まれた、神秘的な世界観とグラフィック。すべてが白銀で彩られた雪山のステージや、巨大なステンドグラスの前をひたすら上っていく縦スクロールのステージ、下から吹き上げる雲に乗って進む横スクロールのステージなどなど、ステージはいずれも特徴あるビジュアルで彩られていて、ただマップ内を歩いているだけで、自分の魂が浄化されていくような錯覚をおぼえます。これが……エルシャダイ……!

天界が舞台だけあって、イーノックが旅するステージはいずれも幻想的なものばかり。光の使い方がユニークで、まぶしささえ感じるほど

 ゲームシステム面では、敵から武器を奪って自分のものとして使えるのが面白かった。剣を持った敵からは剣を、盾を持った敵からは盾を奪うことができ、出現する敵のバリエーションが増えるにつれ、イーノックの攻撃方法も増えていく。ちょっと誤解を招きそうだが、「敵の能力を奪う」という意味では、思い切りスタイリッシュな「星のカービィ」といった印象を受けた。

 操作方法はごくシンプルで、基本的には□ボタン(Xbox 360版はXボタン)を適当に連打しているだけで、勝手にどんどんコンボをつなげていってくれる。見た目はスタイリッシュで、操作の敷居は低い。アクションが苦手な人でも、すぐに華麗なエルシャダイアクションを繰り出せるので安心してほしい。

気絶させた敵の近くでR1+□(360版はRB+Xボタン)を押すと、敵の武器を奪うことができる

主人公イーノックの攻撃はヤバいくらいスタイリッシュ。一周回ってむしろダサく見える瞬間もあるが問題はない

 ひととおり遊んでみて印象に残ったのは、何と言っても「これがエルシャダイだ!」と言わんばかりの世界観。主人公イーノックのダサかっこよさ、幻想的すぎる背景グラフィックなど、すべてがいい意味でエルシャダイっており、プレイ中は終始「次はどんな形で期待を裏切ってくれるんだろう」というドキドキ感を止めることができなかった。

 中でもイーノックを陰ながらサポートしてくれるイケメン天使・ルシフェルの存在感は圧倒的で、ファンタジックな世界観など一切気にもとめず、ジーンズ姿にビニール傘という出で立ちでプレイヤーの前に登場。これにはさすがに「お前それはエルシャダイすぎるだろ!」と突っ込まずにはいられなかった。

背景にはなぜかマッチョ男のステンドグラス。この世界観、まさにエルシャダイ!
なぜかビニール傘をさして登場するイケメン天使・ルシフェル。世界観? 大丈夫だ、問題ない

 試遊台の数はかなり多く、それほど待たずにプレイできたのも嬉しいところ。TGS会場を訪れた際にはぜひ、このぶっ飛んだ世界観を体験していってほしい。さあ、みんなで声に出して叫びましょう! レッツ・エルシャダイ!

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