THQプライベートメディアイベント――洋ゲーファンにはたまらない新作タイトルの数々が一挙公開!!:TGS2010(1/3 ページ)
東京ゲームショウビジネスデーに開催されたTHQプライベートメディアイベントでは、同社の人気シリーズのプレイアブル展示のほか、「Red Faction」最新シリーズが2作、話題のTPS「Warhammer 40K Space Marine」を紹介するカンファレンスが行われた。洋ゲーファンにはたまらない充実のラインアップを早速チェック!
まずはWWE、UFCの新作タイトルが並ぶ展示コーナーがお出迎え
今回のプライベートメディアイベントの会場となったのは、東京ゲームショウ会場となる、幕張メッセから少し離れたホテルのバンケットルーム。閉ざされたドアを開くと、そこにはアメリカンプロレス、World Wrestling Entertainmentのスーパースターのジ・アンダーテイカーと、トリプルH(のパネル)がお出迎え。
入り口付近の試遊エリアに設置されていたのは、WWEの「WWE SmackDown vs. Raw 2011」、「WWE All Stars」、そして、「UFC Undisputed 2010」(日本版はPlayStation3、Xbox 360版ともにユークスが発売中)の3本。6枚のモニター全てにほぼ半裸の男達が12人ずらりと並ぶ姿はある意味壮観。すでに発売されているUFCはひとまず置いておき、WWE2タイトルをざっとプレイしてみたので、インプレッションをお届けしよう。
「WWE SmackDown vs. Raw 2011」
THQの看板シリーズの一つ、WWE SmackDown vs Rawの最新作。ベースとなる打撃とつかみ、ガードの三すくみシステムはほぼ変わらず、登場キャラクターがさらに増加し、現時点で実際に活躍するスーパースターのほとんどが参戦している。現時点で判明している搭載モードは、WWEのリングを取り巻くストーリーラインを完全に再現した新モードの「WWE UNIVERSE MODE」、年間を通じて、最大の大会となっているWRESTLE MANIAまでの道のりを描く「ROAD TO WRESTLEMANIA 」をはじめ、人気のキャラクタークリエイションもさらにパワーアップしているということで、日本のカスタムキャラクター職人の活躍が期待される。WWEファンはもとより、プロレスゲームファンならばぜひとも抑えておきたい1本といえるだろう。
「WWE All Stars」
WWEシリーズの新ラインとして登場した「WWE All Stars」は、一見「〜SmackDown vs Raw」とあまり変わらないようだが、よく見ると、スーパースターの体型や、技のモーションなどが「アメリカンコミック風」に変更されていることに気がつくはずだ。実際にゲームシーンを見れば、その違いは明らかになる。
まず、登場するスーパースターたちの体型がちょっとおかしい。いや、もともとスーパースターたちの体型は逆三角形だったり、長方形だったり、楕円形だったりとちょっとおかしいのだが、そういう意味ではなく、ゲーム調にアレンジされているのだ。また、技のモーションにエフェクトがついていたりと、プロレスゲームというよりも、格闘ゲームに近いニュアンスに調整されている。
デモをプレイしてみたとkろお、弱攻撃、強攻撃、弱つかみ、強つかみがそれぞれのボタンにアサインされ、ガード、ポジションチェンジ、リバーサルといったシステムが搭載されていた。リアル志向ではないWWEのゲームに、賛否両論はあるだろうが、初めてのプレイでも、大技が出しやすい、ゲームが分かりやすいため、プロレスゲーム初心者でもかなり楽しめるはずだ。日本での発売は未定ということだが、THQにはぜひとも検討していただきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.