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コンピレーションアルバム「Elements Garden III -phenomena-」発売! Webリレー企画第5弾Elements Gardenメンバー全員集合インタビュー(1/5 ページ)

音楽制作集団Elements Gardenのコンピレーションアルバム第3弾「Elements Garden III -phenomena-」のリリースを記念して、メンバー全員にお話を伺った。

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 ゲームやアニメの世界から次々と大きなムーブメントを起こし続ける音楽制作集団「Elements Garden」。そんな彼らのコンピレーションアルバム第3弾「Elements Garden III -phenomena-」が9月22日に発売! それを記念してWeb媒体をリレーして行われてきたインタビュー。そのトリはElements Gardenのメンバー6人全員そろっての登場です。全員がそろうとどんな話になるのか、どんな雰囲気になるのか? 前置きはこれぐらいにして、言葉からにじみ出てくる思いを感じてください。

左から母里(もり)治樹氏、藤間仁氏、藤田淳平氏、上松(あげまつ)範康氏、菊田大介氏、中山真斗氏

──「Elements Garden」、6人そろってのインタビューということで、まずは自己紹介をお願いします。

上松範康 「では年の順で。上松範康と申します。一応Elements Gardenの代表を務めさせていただいています。この中では“お父さん”役として、まとめたり、ケンカしたりしてます。あと音楽の“ブランド”としての統一した考えとか、方向性とかをまとめたりとか、そういったプロデュースをしています。あと作曲、編曲、作詞もしています」

(間)

上松 「この中で一番嫌いな人はー(笑)」

一同 「(笑)」

上松 「嘘です(笑)。みんなのことがだいっ好きです。大好きでしょうがないです(笑)。 ……自己紹介って難しいですね」

それぞれを表す一文字

──では、自分を「漢字一文字」で表すと?

上松 「漢字一文字ですか。僕は『凄』ですね、『凄まじい』の」

藤田淳平 「ぱっと出てきたね。次は年齢順で僕ですね。藤田淳平といいます。この中で上から2番目ということで、代表の上松と、後輩作家の橋渡し的な……」

上松 「中間管理職!」

藤田 「(スルー)言いにくいことを聞いたり、グチを聞いたり、後輩の引っ越し先の面倒をみたり、家電のアドバイスをしたり(笑)。家は駅から近い方がいいよ、とか、プラズマクラスターとか」

上松 「家電作曲家!」

藤田 「……などを主に(笑)。他のメンバーから一番気をつかわずにやりとりができる人間なのかなと思います。自分を漢字で表すと……『旅』」

一同 「旅!?」

藤田 「地図とか大好きなんです、音楽とは全然かけ離れるんですけど。実は僕、地図に載っているところが本当にあるとあまり信じてなくて、どうしても行って確かめたいたちなんです」


上松 「イエメンとか行ってたもんね」

藤田 「こう、興味があることをとことん調べ尽くしたい、『知的探求の旅』の旅でもあるし、あと普通に旅行も好きで、そういった感じです」

──では続いて。

藤間仁 「藤間仁です。作曲・編曲の他にアコースティック系の楽器を演奏したりしています。エレガの中では一番……なんだろ、マイペースだと思います」

上松 「マイペースだよねえ。一番〆切にビビらないタイプです。予定を立ててやってますね」

藤間 「最近、喜怒哀楽があんまりなくなってきて」

一同 「(笑)」

藤間 「いやあるんですけど、それがあまり表に出ないです。映画とか見て、感動して泣いたりするんですけど、あんまり普段は表には出てこない……というのが最近ちょっと心配事だったりします」


上松 「一番早くに枯れてきたという(笑)」

──僧侶みたいですね。

藤間 「この前初めて座禅をしました。京都のお寺に行ってやったんですけど、妙にしっくりきた自分がいたんで、そっち方面なのかなとちょっと思ったりしました。ということで漢字は『和』かなと」

上松 「なるほどねー。みんないいこと言うわなー」

──では、続いて。

菊田大介(以下、菊田) 「菊田大介と申します。主に作曲・編曲をしています。結構、作曲と編曲両方同時にやることが多いですね、両方セットで。作風は、オープニングっぽいものが得意だと自分では思っているんですけど……どうですかね?」


上松 「うん……」

菊田 「『うん……』ですか。そこは戸惑うんですか」

一同 「(笑)」

菊田 「漢字一文字でいうと『賭』ですかね」

上松 「カケ!? ああ、ベットするほうの『賭け』ね。ギャンブラーだなー」

菊田 「なんでもそうですけど、“一発逆転”的なものは好きですね。普通の感じでいくよりは、ハイリスク・ハイリターンの方が楽しいじゃん、みたいな」

藤田 「意外だね。〆切あっても当日の朝ぐらいまでできていない(笑)」

菊田 「(笑)。それはハイリスク・ハイリターンなのか分からないですけど(笑)」

上松 「無計画(笑)。あと馬が好きだよね。『馬』って言うと思ってた」

菊田 「あー。でもそれ限定されすぎかなと思って。競馬も馬も好きなんです」

上松 「将来、『家』買うか『馬』買うかっていったら“『馬』買う”って」

菊田 「家も欲しいんですけど、馬欲しいな、馬主になりたいなと思ってて……話がそれちゃいました」

──いえいえ。では続いて。

中山真斗 「中山真斗と申します。自分も作曲・編曲、あと作詞もさせていただいています。ギターとかベースとかもたまに弾いています。エレガの中では、一番気が散っているというか、アップダウンが激しいというか、いろんなものに興味を持つけど『あれ? 違うかな?』と思うと別の興味のところにいったり。あんまり一点に留まらない感じです」


上松 「有言不実行みたいな」

中山 「それ、あんまりよくないことじゃ(笑)。曲とかアレンジとかするとき、やりたいことがすごく多いんですよね。漢字でいうと……(周りに)逆にどうですかね?」

上松 「逆に? あ、彼の祖父はお蕎麦職人なんですよ」

中山 「では『麺』」

上松 「(笑)。それ、ちょっと伝わらないから。というか全然分からないだろ(笑)」

菊田 「『麺』かー」

上松 「おじいちゃんが職人気質で、なんで音楽の仕事をしているのか逆に不思議で。そのことがどう漢字に結びつくかは分からないですけど(笑)」

藤田 「中山は……『細』いとか」

中山 「それは外見的なことですよね(笑)」

菊田 「落ち着かない、動くところがあるから『動』じゃないかな」

上松 「『動』か……母里ちゃんはどう思う?」

母里 「中山さん…………中山さんは…………『本』とか」

上松 「『本』? あー」

中山 「あー、ってなんですか(笑)」

上松 「なんか、よく楽器を触ってるよね。ギター……『弦』」

中山 「『弦』?」

上松 「細いし」

一同 「(笑)」

中山 「じゃあ『弦』で」

一同 「ええ!?(笑)」

藤間 「探求心があるから「『求』とか『探』すとか」

上松 「ああ、『探』はいいね」

中山 「では『探』で」

菊田 「いいなあ」

──では、続いて。

母里 治樹「6人目の、一番年下になるんですけど、母里治樹と申します」


上松 「漢字は“母”に“里”と書きます」

母里 「(なぜかリピート)漢字はですね、“母”に“里”と書いて“もり”と読みます。出身は島根県なんですけど」

藤田 「以前別のインタビューの時、誰か反応していたよね」

母里 「戦国武将にいて(※)、戦国時代が好きな人は聞いたことがある名前らしいです」

※母里氏は出雲(今の島根県)の尼子氏に仕えていたため、繋がっている可能性は高い。ちなみに戦国武将・母里太兵衛は「黒田節」で有名。

母里 「普段は先輩のアシスタントがメインで、レコーディングの時はアシスタントエンジニアをしています。ちょっとずつ曲も作らせてもらえるようになってます」

菊田 「メロディセンスは面白いです」

中山 「うん、面白い」

上松 「漢字一文字は?」

菊田 「『緑』でしょ。緑のものばかり使ってるし」

母里 「そうですねー。緑色が好きで」

藤間 「『自然』だよね」

上松 「『癒』しだもん」

母里 「デスクにあるサボテンも自分が買ったやつなんですけど」

菊田 「でも母里くんを見て『癒』されることはないからなあ(笑)。母里くんは癒されるものが好きだけど」

藤間 「母里くんからはマイナスイオン出てない」

菊田 「体温が出てる(笑)」

上松 「息づかいが荒いよね」

母里 「荒いかもしれないですねー」

上松 「『息』とか(笑)」

中山 「『汗』とか(笑)」

上松 「(笑)。でもなんだろ?」

藤間 「一番ネイチャーな感じだよね。『森』でいいんじゃない」

菊田 「『森』か」

上松 「なんか掛け言葉みたいだけど(笑)」

母里 「じゃあ『森』で」

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