正式サービスがスタートした「ファイナルファンタジーXIV」を快適に遊ぼうじゃないか!:ミコッテおねえさんの、教えてあ・げ・る(1/2 ページ)
9月30日に通常版が発売され、ついに正式サービスが開始された「FF XIV」。本作が気になっている人や、始めたばかりの人に向けて、快適に遊ぶ小技を紹介していく。
サービスインから1月経過した「FF XIV」の現状
9月30日に通常版が発売され、正式サービスが始まってから1カ月が経過した「FF XIV」。これまで何度かアップデートが行われているが、おもに不具合の修正であるため、“新しくコレが遊べるようになった!”というニュースはない。その代わり、日々着実に遊びやすくなっているのは間違いないだろう。とくにαテストと比較すればその差は歴然としており、当時からプレイしていたユーザーにとっては感慨深いものがあるハズだ。事実、先日も大規模バージョンアップの内容についてトピックスが公式サイトで公開されている。
とはいえ、まだまだ遊びにくい部分があるのもまた事実。そこで今回は、「FF XIV」に興味がある人や、最近遊び始めたばかり、という初心者に向けてのテクニックを紹介する。ヘビーユーザーにはおそらく物足りない内容だろう。
ゲームパッドを使ってみよう
一般的なMMORPGはキーボードとマウスで快適にプレイできるよう設計されている。もちろん「FF XIV」もキーボードとマウスでプレイできるが、さらにゲームパッドがあれば、より快適にゲームをプレイできるデザインになっている。というわけで、まだの人は、ぜひともゲームパッドを導入することをオススメしたい。
PCでゲームパッドを使うには、おもに3つの方法がある。それぞれのメリットを紹介していこう。
PC用ゲームパッドを使用する
サプライメーカーより発売されている、PC向けのゲームパッドを購入して使用する方法だ。種類はそれこそ星の数ほどあり、量販店に足を運べばすぐに見つかることだろう。現在はUSBでの接続が一般的で、手軽に導入できるのが利点だ。また連射機能をはじめ、さまざまな昨日が搭載されていることも多い。価格はピンキリ。
プレイステーション 2用コントローラーを使う
ゲームファンならおそらく誰もが1つは持っているであろう、PS2用のコントローラーをPCで使う方法。ただし、そのままではPCに接続できないため、コネクタをUSBに変換するコンバーターを利用する。“ゲームパッド コンバーター”で検索すれば、サプライメーカーより発売されている製品が見つかるはずだ。これも量販店に行けばすぐに見つかるだろう。価格は2000円以下で買えるモノが大半である。
この方法のいちばんのメリットは、使い慣れたコントローラーで遊べること。また、家庭用ゲーム機のコントローラーは耐久性が高いため、そうそう壊れないことも利点だ。
Xbox 360用有線コントローラーを使う
Xbox 360用有線コントローラーはUSB接続のため、そのままPCに接続することが可能だ。PCの環境にもよるが、ドライバを自動的にインストールしてくれる場合もあり、手軽さはトップクラス。すでにXbox 360用有線コントローラーを所持している人には追加投資も必要なく、オススメの方法だ。
ただし、この方法が使えるのは“有線”コントローラーのみ。Xbox 360で標準となっている無線コントローラーの場合は別途ワイヤレスレシーバーが必要になるため、一気に面倒になる。
まとめ
というわけで3通りの方法を紹介してきたが、筆者が利用しているのは2の“プレイステーション 2用コントローラーを使う”方法だ。実は筆者は以前より、「FF XI」をこの方法で遊んでいた。そのため、その環境をそのまま引き継いで使っている、というワケだ。ちなみに使用しているコンバーターは、サンワサプライ制のJY-PSUAD1。購入したのはもう何年も前で、現在は生産終了になっているようだ。これからコンバーターを購入する人は、後継製品を選ぶといいだろう。
ちなみに、プレイステーション 3用のコントローラーの場合はどうかというと、特殊なドライバをインストールすることで利用できるようだ。また、Xbox 360コントローラーも、特殊なドライバを使用すれば、さらに快適にプレイできるようになる。ただし、いずれもオフィシャルなものではないため、使用する場合は自己責任で。これらについては、過去の記事(ゲーム機用コントローラをPCで使う――その1:PS3、Xbox 360編)で取り上げているため、そちらを参照してもらいたい。
コンフィグを設定して快適度をアップ
「FF XIV」は映像が美麗な反面、高いマシンスペックを必要とするゲームだ。そのため、美しい映像で快適に遊ぶには、推奨環境以上のPCスペックがあることが望ましい。とはいえ、そのようなゲーミングPCはお値段が高いため、おいそれと用意するのは難しいだろう。
そこで活用したいのがコンフィグだ。コンフィグでは、ゲーム画面の解像度や各種処理をどこまで行うか、といった設定を詳細に決められる。高性能PCを使っているのであれば、これらの設定をより高度なものにすれば、さらに美しい画面で楽しめる、というわけだ。逆に必須環境ギリギリのスペックの場合は、これらの設定をできるだけ下げれば、画面の美しさは犠牲になってしまうが、比較的快適にゲームを楽しめる。使用しているPCのスペックと自分が妥協できる快適さのバランスを見つけて、そこに設定を落とし込むことが重要というわけだ。
ちなみに本稿は、マウスコンピューターの「FF XIV」推奨モデル“NEXTGEAR i300GA3-FF14”をお借りしてプレイ、執筆している(スペックの詳細)。このスペックであれば、ほとんどのオプションをオンにしても快適にプレイできた。
覚えておくと戦闘が楽になるアクション
ここからは、実際のゲームについてのTIPSを紹介していこう。本作はアーマリーシステムにより、使用する武器を変えるだけで自分のクラス(ジョブ)を変更することが可能だ。ただし、そのためにはクラスに対応する武器を入手する必要がある。
武器はショップで購入できるが、本作は街が広く、かつショップも多数あるため、ゲームに慣れていないうちは、どこで何を買えばいいのか大いに迷う。本作のプレイヤーズサイト“FINAL FANTASY XIV, The Lodestone”では、ショップの位置が一覧でまとめられている。そちらを参考にして、やりたいクラスに対応する武器を購入するといいだろう。
冒険を行ってクラスランクが上がると、新しいアクションを覚えていく。そのため、1つのクラスに集中するよりは、多彩なクラスを遊んでアクションを増やしていくと、より戦闘をスムーズに行えるようになる。中でもできるだけ早く覚えておきたいのは、下記の2つのアクションだ。
剣術士 レッドロータス(ランク2)
キャラクターが成長していないうちは、攻撃の命中率が低く、なかなか敵に攻撃が当たらない。だが“レッドロータス”は攻撃が必中のため、効率的に敵にダメージを与えることが可能だ。あと一撃で敵を倒せるのに3回連続で攻撃ミス……なんてイライラともおさらば。ただし、発動にはTPに加えてMPを必要とするため、MPの残量には常に気を配りたい。
格闘士 内丹(ランク6)
自身のHPを回復できるアクション。必要TPも250と少なく使いやすい。本作では戦闘終了後にTPをもてあますことが多く、そのときに使えばスムーズに次のバトルで移行できる。もちろん、戦闘でピンチに陥ったときに利用してもいい。ただしリキャストが1分近くあるため、連発は不可能。
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