加藤夏希さん、曙太郎さん、神田うのさんが軍服で登場!?――「コール オブ デューティ ブラックオプス」記者発表会
11月16日、「コール オブ デューティ ブラックオプス」の記者発表会が開催された。新要素についても改めて紹介する。
世界が認めたFPS――「コール オブ デューティ」とは?
発売を2日前に控えた11月16日、ベルサール渋谷ファーストにて「コール オブ デューティ ブラックオプス」の記者発表会が開催された。
「コール オブ デューティ」シリーズは、実在した戦争を舞台とするFPS(一人称視点シューティオング)ゲームの人気シリーズ。本シリーズにはいわゆる「ヒーロー」がいない。プレイヤーは戦場のいち兵士として戦い、リアルな戦場を駆けてゆく。主人公は複数存在しており、それぞれのストーリーを追うことで全体像が浮かび上がる、群像劇的な演出が特徴の作品だ。
最新作である本作「コール オブ デューティ ブラックオプス」では、ベトナム戦争など、冷戦時に起きた紛争を中心に描かれる。
イベントでは、音楽エンターテインメント専門チャンネルMTVで行われる「コール オブ デューティ サバイバル」に参戦する加藤夏希さんと曙太郎さん、そして、その応援に駆けつけた神田うのさんなど、多くのゲストが登場。さらに、開発者から直々に、本作の詳細な情報が公開された。本記事では、そんな見所満載なイベントの様子をお届けする。
開発者に聞く数多くの新要素、キーワードは「競争・カスタマイズ・作成」
開幕の挨拶を務めたのは、スクウェア・エニックス代表取締役社長である和田洋一氏。
和田氏は、まず簡単に挨拶をした後「このコール オブ デューティは、数多く発売された今年の弊社タイトルの中でも、目玉中の目玉タイトルです。世界的に高い評価を受け、現役にして既に伝説のタイトルとも言えるでしょう。前作から学んだ数多くのノウハウを活かし、数多くの改善をして、発売にこぎつけました。皆様どうかバンバン楽しんでください!」と、本作に対する期待と、深い思い入れを語った。
その後に壇上に上がったのは、本作の開発元であるトレイアーク社より、マルチプレイ・デザインディレクターのDavid“Vahn”Vonderhaar氏。本作における新要素についてのプレゼンテーションを行った。
登場して、すぐにDavid氏は「はじめまして、私の名前はデイビッドです」と、なんと日本語で挨拶。しかし直後に「ごめんなさい、日本語はしゃべれません」とユーモアたっぷりに言い放ち、来場者の笑いをとった。すぐに気をとりなおして、本作のプレゼンテーションをスタート。
David氏は「競争・カスタマイズ・作成、その三つが、本作のマルチプレーヤーの開発、そして発展のカギとなります」と語り、まずは「競争」の要素であるオンラインプレイに関係する要素を、モード別に解説した。
トレーニングモード
「トレーニングモード」は、新たにシリーズを始めようというプレイヤーが、より「競争」を楽しんでもらうために用意されたモード。オンラインのステータスに影響をあたえること無く、プレイすることが可能とのことだ。
クラス作成
前作と同じく、キャラクターの見た目を自由に変更できるが、本作では、そのパターンがより多くなっている。チーム内の見た目を統一したりと、戦略的に利用することも可能だ。
キルストリーク
「キルストリーク」とは、一人のプレイヤーが連続でキル(敵の殺害)に成功すると、その数に応じて、救助物資を要請したり、ヘリでの爆撃を要請したりできるシステムのこと。本作においては、多くの新たなキルストリークが用意されており、その中には、プレイヤーが操ることのできるものも存在する。
写真は「CoDポイント」と呼ばれるゲーム内の通貨。これを集め、ることでキルストリークや、武器のカスタマイズが可能となる。
契約
オンラインプレイ中に、指定された「契約」内容を満たすと、普通にオンライン対戦をした際に入手できる報酬よりも、高い額のポイントを入手できる。契約には全部で500種類以上あり、プレイの進行にあわせて解放されていく仕様だ。
賞金マッチ
他のプレイヤーと、CoDポイントを使って、様々な特殊条件のもとで遊ぶ全く新しいモード。最初にピストルのみを持ち、近接攻撃で相手を倒さなければ銃弾の補充ができない「ワン イン ザ チャンバー」。クロスボウ・バリスティックナイフ・トマホークを使う対戦で、トマホークでキルされると得点を失う「スティックス アンド ストーンズ」。最初にはリボルバーを持ち、敵をキルする・されるごとに変化する20種類の武器を使い分けて戦う「ガン ゲーム」。全てのプレイヤーにランダムで武器が渡され、45秒ごとに武器が変化する「シャープ シューター」の、4つの対戦モードが存在する。
さらに「カスタマイズ・作成」の面では、CoDポイントを利用した「フェイスペイント」と「エンブレム」、カムフラージュパターンの増加と、プレイヤーがよりアバターに親しみを持てるようになるであろういくつかの仕様を公開した。
途中でカメラアングルの変更が可能で、さらに、気に入った場面を「クリップ」として保存することも可能となっている。
David氏は「ここで紹介した情報は、本作における新要素のほんの一部でしかありません、スタッフ一同、皆様がこのゲームを楽しんでいただけることを、心から願っております」と発言し、この場を締めくくった。
「コール オブ デューティ サバイバル」に挑戦する加藤夏希さん、曙太郎さん。応援役に神田うのさんが登場!
ゲストパートに移って、まず登場したのは、女優の加藤夏希さんとプロレスラーの曙太郎さん。
ふたりは、音楽エンターテインメント専門チャンネルMTVにて、本作を使用して行われるトーナメント戦「コール オブ デューティ サバイバル」に出場するとのこと。そして、その応援のために駆けつけてくれたのが、タレントの神田うのさんだった。
それぞれが、本作の発売と、トーナメントに対しての意気込みを述べるのもそこそこに、3D対応テレビによる実機デモプレイが行われた。
加藤さんは「リアルなグラフィックの作品を、3Dでプレイすると、本当にそこに人がいるかのように見えちゃいますね」と発言。曙太郎さんにいたっては一言感嘆の声を上げた後、まじまじとでも画面を見つめてしまっていた。
曙太郎さんがテレビを指差し「これ、貰えるの?」と司会に迫り、神田さんにたしなめられる、といったコントのようなやりとりを持って、本イベントの締めくくりとした。
「コール オブ デューティ ブラックオプス」 | |
対象機種 | プレイステーション 3/Xbox 360/PC |
ジャンル | アクション |
発売日 | 字幕版: 2010年11月18日発売予定 |
吹き替え版: 2010年12月16日発売予定 | |
価格(税込) | プレイステーション 3/Xbox 360版: 7980円 |
PC版: オープンプライス | |
CERO | 審査予定 |
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