「これがPCゲームの世界だ!」――気炎を上げる秋葉原PCゲームフェスタ:冬休みはゲームしよう(1/2 ページ)
最新のPCゲームを一堂に集めた1週間ぶっ通しのイベント「秋葉原PCゲームフェスタ」が開催中だ。初日はインテル・天野氏による「Sandy Bridge」にまつわるギリギリトークも飛び出した。
「PCゲーム自体知らない人でも、触ってもらえれば」――NVIDIA 3D Visionの展示
12月25日から12月30日までの間、ベルサール秋葉原の1階と地下1階でサードウェーブ主催のPCゲーム総合イベント「第2回 秋葉原PCゲームフェスタ」が行われている。出展はPCゲーム及び関連企業を含めた25社にのぼり、1階の会場では約60タイトルのゲームが無料で試遊できる形となっていた。また、地下1階のメインステージでは、日替わりでゲームタイトルに関連したイベントが行われており、取材した12月25日も多くの人で賑わっていた。
1階のゲーム試遊スペースでは、老舗MMORPGとなるガンホー・オンライン・エンターテイメントの「ラグナロクオンライン」のほか、12月10日に正式サービスが始まったばかりのMORPG「HELLGATE」が出展されるなど多くのPCゲームがならんでいた。主催者側のサードウェーブは「このイベントは既存ユーザーはもちろんですが、ゲームをあまりやらない人にも気軽に来てもらって、興味を持ってもらえるようにと企画しました。これだけの数のゲームが同時に並んでいますし、きっとやりたいゲームが見つかるのではないかと思います。新たなPCゲームユーザーの入口になれたらうれしいですね」と語る。
実際、会場にはFF14のギルドを再現したキャラクターメイキングの体験ゲームコーナーを用意するなど、その場で遊べる仕掛けがたっぷり盛り込まれており、人気コーナーの行列にはカップルや親子連れなどの姿も見られた。この様子を同社スタッフは「PCゲームのユーザーである方が、友人や恋人と連れ添って気軽に来てもらえればとも思っていたのですが、思った以上にそういう方々が多いみたいです」と想像以上の反響に手応えを感じているようだった。
一方で、PCゲームならではの魅力を体験できるコーナーも充実。とくにNVIDIAの常設ブースには、3画面で3D映像が楽しめる「3D Vision Surroud」のデモ機のほか、業務用の85インチモニターを使った3Dゲームコーナーがあり、熱心なゲーマーの心をつかんでいた。同社スタッフは「ゲームをやらない人でも、映像のすごさは感動してくれます。また、FPSゲーマーにも3D Visionは非常に反響がありました。やはり、ハイエンド志向のゲーマーは“リアルさ”を追及してくるので」と注目の理由を分析する。
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