1985年の「ドラえもん」にニンテンドー3DSが登場していた!?:日々是遊戯
Twitterで今、話題になっているある画像。まだニンテンドーDSが発売されていなかった時代のマンガに、ニンテンドーDSが描かれていた――といったらあなたは信じますか?
藤子先生は予知能力者だった!?
1985年の「ドラえもん」に、当時まだ発売されていないはずのニンテンドーDSが描かれていた――。そんな写真がTwitterに投稿され、「ホントだ!」「スゲー!」などと話題になっています。
写真はスネ夫がのび太にゲーム機を見せているコマを撮ったもので、ひとつめのコマではスネ夫が手に持っている様子が、ふたつ目のコマではゲーム機の画面にぐっと寄った、アップの様子を見ることができます。一部判別しにくい部分もありますが、折りたたみ式のデザインや、上下2画面に分かれたゲーム画面など、確かにニンテンドーDSそっくり!
果たしてこれは偶然の一致なのか、それとも本当に藤子不二雄先生は未来を予知していたのか!? 写真に寄せられたコメントを一部抜粋して紹介します。
【写真に寄せられたコメント】
- すげーw
- 画面サイズが違うから3DSか?
- 考えることは現実になるのね
- スネ夫「僕のパパが任天堂の社長と友達でね(ry」
- スネ夫すげぇ!
- そら自慢もするわ
- スネオも22世紀から来たと考えれば解決
- 藤子先生はタイムマシンを持っていた説!!
- ゲームウォッ……いやなんでもない
- その昔ゲーム&ウォッチ・マルチスクリーンと言う物があってだな(ry
- ゲームウォッチではない! 上画面がワイドなどむしろ3DSに酷似!
調べてみたところ、このコマは単行本第33巻の「横取りジャイアンをこらしめよう」というお話の中に収録されていました。ちなみにこのお話は、ジャイアンがはじめて「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」という名言を発した伝説の回として有名ですが、まさかこんな形で再発掘されるとは……。
ちなみにゲームファンのみなさんはとっくに気付いていたと思いますが、コメントでも「ニンテンドーDSではなく、ゲーム&ウォッチのマルチスクリーンシリーズでは」という指摘が多数。単行本の発売が1985年、ゲーム&ウォッチのブームが1980年代前半であったことを考えると、時期的にもピッタリ重なります。
でもDS用ゲームのように、上画面に描かれたサメの胴体が下画面につながっていたり、ニンテンドー3DSのように上画面だけがワイドになっていたりと、ゲーム&ウォッチとは完全に一致しない部分もちらほら。真相は藤子先生のみぞ知る――といったところでしょうが、どうせならニンテンドーDSだということにしておいた方が、夢があっていいんじゃないかという気もしますね。
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