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ゲームオン、「ロードス島戦記」のオンラインゲーム開発及び運営権を獲得

ゲームオンは、「ロードス島戦記」のPC及びモバイル端末向けオンラインゲームの開発及び運営に関するグローバルライセンス契約を締結した。

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 ゲームオンは、角川プロダクションならびにスロウカーブとの間で、「ロードス島戦記」のPC及びモバイル端末向けオンラインゲームの開発及び運営に関するグローバルライセンス契約を締結したと発表した。

 「ロードス島戦記」は、角川書店のゲーム・漫画雑誌のテーブルトークRPGのリプレイ記事から誕生した日本産のファンタジー作品。同作品は、小説をはじめ、コミック・テレビアニメ・ゲームなど多数のメディアで展開され、小説は累計発行部数が1000万部に達するなど一世を風靡した。

 本作品では、呪われた島ロードスを舞台に、国家同士の争乱の中、人間やエルフなど多数の種族が協力し合い各地を冒険しながら戦っていく物語が描かれており、ゲームとの親和性が非常に高い内容となっている。

 今回の契約により、今後ゲームオンは本作品小説の原作者である水野良氏をスーパーバイザーに迎え、「ロードス島戦記」のオンラインゲームを開発するとともに、日本及び全世界での運営サービスを展開する予定。

 自社IPの獲得及び海外展開を事業戦略上の重要課題としているゲームオンは、「銀河英雄伝説」「電脳コイル」のブラウザゲーム化を発表しており、「ロードス島戦記」が加わることで3本目の自社制作作品を獲得することになった。今後は海外子会社Geon Investment Co., Ltd.による投資活動、およびGameOn Studio Co., Ltd.による開発などを通じて独自コンテンツを拡充、オンラインゲーム市場の活性化を図るとしている。

 なお、本作の開発スケジュール及び日本以外の運営サービス提供地域、正式有料サービス開始時期は未定。

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