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拡張版はひとつの戦略週間ソフト販売ランキング

2月7日〜2月13日の期間集計した週間ソフト販売ランキング。トップはPSP「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3」でした。

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 2月7日〜2月13日の期間集計した週間ソフト販売ランキングです。PSP「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3」、PS3「戦国無双3 Z」、PS3「リトルビッグプラネット2」、Wii「戦国無双3 猛将伝」、PS3「レッド・デッド・リデンプション アンデッド・ナイトメア」がトップ10にランクインしています。

 今回、ちょっと興味深いと思ったのが、同日発売となったPS3「戦国無双3 Z」とWii「戦国無双3 猛将伝」の販売本数の差異です。プラットフォームが違うとはいえ、基本的に2009年12月に発売された「戦国無双3」の拡張版で、追加プレイヤーキャラクターやシステムなど双方とも同じ。単純にユーザー層の違いが販売本数に反映した結果となりました。

 また、同じく「レッド・デッド・リデンプション アンデッド・ナイトメア」も「レッド・デッド・リデンプション」の拡張パックにあたる。「アンデッド・ナイトメアパック」「アウトロー・トゥ・ジ・エンド 協力ミッションパック」「Legends & Killersパック」「Liars & Cheatsパック」の4本をセットにしたもの。こちらは「レッド・デッド・リデンプション」がなくても単体で遊べるのですが、今後リリース予定のPlayStation NetworkおよびXbox LIVEを通じて配信される「デジタル配信版」では、動作に「レッド・デッド・リデンプション」ソフト本体が必要になります。

 好評だったタイトルを、後日拡張版として販売する手法はこれまでも多々ありました。それは、本体を購入したユーザー数を参考に、販売数を予想しやすいという理由もあるでしょう。特に昨今、追加ミッションやステージ、追加アイテムなど、定期的なダウンロード配信を最初から組み込んだ作品が流行っています。これもひとつの拡張版ともいえます。ユーザーの満足度を高める意味も多分にありますが、長くそのハードを占有する狙いもあるのでしょう。今後、現ハードはもちろん、次世代プラットフォームでもこうした手を変えた拡張要素は重要になってくると思われます。

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