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ゾイドとGBAがドッキング! 新たなる遊びが広がる!
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2002年9月21日
2つエンタテイメントを結ぶ、全く新しい試みが、TGSのトミーブースにて発表された。
この「サイバードライブゾイド(仮)」では、トミーを代表するおもちゃ「ゾイド」を、GBAに接続する専用の赤外線アダプタを通して、ゲームと一緒に動かして楽しめるという、夢のドッキングが実現するというものだ。
トミー開発室の田島豊氏が、ステージ上で対応のゾイド「ディアブロタイガー」とGBAの連動を実演。十字キーやボタンを田島氏が押すと、それに反応してゾイドがモーター音を立てて前後に動き回る姿には、いちファンとして19年(復刻までのブランクもありますが……)、胸に熱い何かがこみ上げてきてしまった。
背中のランチャーからBB弾を発射できたり、GBAのスピーカーからそのゾイドの声が出るといった、これまたたまらない仕様もあるとのことだ。
一方、ソフト本編の開発を行っているNDキューブの堀口智伸プロデューサーは、「ソフト単体でも十分に遊べるよう、社内としてもかなり大きなプロジェクトとして鋭意制作中」と話す。
登場するゾイドはフルポリゴンで表示され、カスタマイズで武装したゾイドたちを様々な角度から眺められるなどといったGBAとは思えない凝った仕様もあるという。ストーリーは完全なオリジナル。
ジャンルはシミュレーションで、ゲームオリジナルのゾイドはもちろんのこと、新旧のゾイド(ギルベイダーまでいる!……って、マニアックでスマン)や最新シリーズ「ブロックス」の機体まで登場し、幅広いファン層に楽しめそうだ。また、ゲームの中のゾイドの成長に合わせて、連動させるゾイドの動きにもバリエーションが増えていくぞ。
そして発表会の最後に突然登場したのは、今年のトイショーにも参考出品されていた「アイアンコング エヴォルツオーネ」のプロトタイプ。
こちらはPCで制御している仕様だが、今後もおもちゃとゲームが連動する企画は意欲的に行っていきたいと、トミー社長の富山幹太郎氏をはじめとする4人のスタッフが力強く宣言してくれた。「自らの手で無線操縦できるゾイド」実現の記念すべき第一歩が、2003年春、踏み出されるのだ。感涙。
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